明治維新の過ち

2018/01/09 (Tue)
明治維新の過ち
今年は満で数え明治150年の年からか、NHK大河ドラマ「西郷どん」が7日より放映された。
歴史とは、とかく勝者の目線で語り継がれるものなので、明治維新は薩長同盟の功績により近代日本が誕生したと伝えられるが、これを真っ向否定し、会津藩からの目線で述べたのが、原田伊織著「明治維新の過ち」と題する著書である。
当著書は2015年に発売され、当時一部で話題となっただけであったが、戊辰戦争150年と言う事もあり、今年は池上彰がテレビで紹介するなど、戊辰戦争を別の角度から考察する気運も高まりつつある。
会津若松市は「戊辰戦争150年」を好機と捉え、様々な催しを企画しているようだが、米沢市の場合は至って静かである。そこで小生等は微力ながら「米沢の戊辰戦争」を世にピーアールすべく計画を練っている。
「米沢の戊辰戦争」と言えば、なんと言っても「色部長門」と「雲井龍雄」を取り上げたい。
両者とも反薩長の首謀者的存在のため、明治政府に気遣いし、米沢に於ける功績評価はタブーとされてきた。しかし150年経った今年は「色部長門」と「雲井龍雄」に光を当ててみたい。
現代に於いて両者とも話題に上る事は希で「何をした人?」というのが米沢市民の大半ではなかろうか。
そこで浅学菲才の小生ながら、両者について当ブログにて簡単に紹介してみたい。
【続く】

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