無責任の連鎖[平和通りアーケード問題]

2017/12/23 (Sat)
無責任の連鎖[平和通りアーケード問題]
このところ米沢新聞は平和通りアーケード問題を取り上げている。報道によれば「撤去」の方針との事だが「原因者(平和通商店街振興組合)」「行政(市の公道管理当局)」共に無責任極まりない。
新聞の見出しで判るように原因者(商店街組合)は「将来撤去の方針」を公道管理当局に報告したのだと言う。果たして将来とは何時の事であろうか?
民間取引で期日を定めない約束は、やる振りをして実際には行わない「絵空事」の分野である。実際に商店街組合は既に解散しているのだから「将来撤去の方針」とは無責任な話である。
又、報告を受けた、市の公道管理当局も「事業受け皿の商店街組合が解散しているので直ぐに出来る事業ではない」と「将来撤去の方針」を静観する構えである。
このように危険を回避する当局の認識は極めて低いが、言う事だけは一丁前で、交通安全に対して市は下記のように宣言している。
【交通安全都市宣言】
経済文化の進展に伴い、交通事情はいよいよ激しく、これによる交通事故の続発は大きく社会問題化している。
このような交通禍の脅威をとり除き、10万市民の生活安全を確保するため、交通環境の整備改善を図るとともに、市民一丸となって交通安全の自覚に徹し、これが促進を期すことこそ目下の急務であることを痛感する。
よって、ここに全市民とともに安全都市の理想をかかげ、これを達成すべく、米沢市を「交通安全都市」とすることを宣言する。
市は、3億円もの公金を投入したが、利用者のいない西條天満公園のボロ隠しに、当公園でイベントを行うと200万円もの補助金を出していたのである。
このムダな公金支出と比べれば、人の命に関わるアーケード撤去への公金支出の方が納得が行くというものだ。

この記事へのコメント

本日はありがとうございました。
行政と政治家は無責任だと言われても仕方ない事してます。
Posted at 22:08:44 2017/12/23 by タケオ
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