気は確かか?

2017/12/20 (Wed)
気は確かか?
当ブログで何度か掲載している「鍛冶川油汚染問題」だが、請願内容は「鍛冶川の油汚染は、廃業した染色業者の地下タンクが原因と思える。そのタンクにいくらの残油があるか、又、残油が将来地下水汚染にならないか調査してくれ」というものだ。
市はその対策として「地下水技術検討会」を立ち上げたが、実際の行動は、「油漏れする部分の目地を粘土で塞いだ」と米沢新聞は報じている。
これには思わず「気は確かか?」と仰天した。地下の残油を閉じ込めれば、ますます将来地下水に影響を与えるであろう事は容易に察しられるではないか。
この検討会は、市当局の他に市議員と山大教授の面々がメンバーと報じられているが、彼らの頭脳構造はどうなっているのであろうか。
「将来の地下水汚染」を心配する請願に、目地を塞ぐなどの「付け刃」や「押っつけ細工」で「出来る事から取り組んでいます」との当局説明には呆れかえる。
「気は確かか?」と思えるのは、鍛冶川油汚染問題だけでは無い。平和通り商店街のアーケードはいつ倒壊してもおかしくない現況に、中川市政の「チンタラ行政」は如何なものか?
この平和通りは、興譲小学校や東高校の通学路でもある。事が起こってからでは遅い。積雪の少ない今こそ策を講じるべきだが、行政は費用負担をどうするかでチンタラしているようだ。が、生命に関わる問題であれば、取りあえず市が負担し、後に「原因者負担の法則」を審議すれば良いでは無いか。

この記事へのコメント

ごもっとも
クダラナイ箱物減らして、県や国とのダブル行政減らして、議員と議員報酬減らせば、少しは財源出るでしょうに
Posted at 22:59:41 2017/12/21 by タケオ
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