12月定例会から ③[どうなるポポロビル]

2017/12/12 (Tue)
12月定例会から ③[どうなるポポロビル]「まちの広場」を壊し、ポポロビル跡地に再現するというのは、市民との約束事であった。中川市政は「広場の機能は、西條天満公園で補っている。」を理由にそれを反故にした。
②それは「違うだろ~!」
そもそも『「ナセバ」・「まちの広場」・「西條天満公園」の相乗効果をもって賑わいを取り戻す。』と言うのが当局説明であり、市民との約束事であった筈だ。
しかし、「まちの広場」が無くなり、それまでの農業祭りやY1グランプリなどの大型催しは出来なくなり、活性化どころか疲弊化に拍車がかかった。
又、「西條天満公園」は使い勝手が悪いのか利用度は低く、「お金をあげるから使ってください」と補助金を出してようやく使ってもらっているのが現状だし、上杉神社を訪れる観光客がナセバ界隈に回遊するという当局構想など妄想の類いで、市民からは「西條無人公園」と揶揄されている。
この狭い公園で、これまでの大型催事が出来るかといえば、物理的に無理なことは誰でも判る。それを「西條天満公園で補っている。」などと詭弁を弄せず、職員の能力不足を素直に認め、『「ポポロ跡地に「まちの広場」を造る市民との約束は守れませんでした。』と当局は謝罪すべきで、いつものように「もう済んだ事」と、市議団が結果を追求しなければ、無責任市職員による無駄な公金支出が続くであろう。
③それは「違うだろ~!」、ポポロ側(民間)で市街地活性化を考えているというのは。
市がポポロビル跡地を購入する約束を反故にして、その後の活性化対策を質された中川市長は、「ポポロビル側で活性化に協力すると言っている」と人頼みの無策ぶりを披露した。当然、市議は「市が構想を打ち立て、民間に協力をお願いするのが筋だ」と食い下がった。
すると中川市長は「やれる事とやれない事があり、やれる事から進めている」と答弁し、ナセバ南側の一方通行道路の解除を交渉していると、努力の一端を披露した。
市議の「市が構想を打ち立て、民間に協力をお願いするのが筋だ」は正論で、中川市長の答弁は「行政の無策」としか言いようが無い。
一方通行の解除がどれほど、まちなか活性化に寄与するものか?通り抜けが便利になるだけではないか。この策でナセバ界隈が活性化するとはとても思えないが。
【続く】

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