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金山町のこと

kage

2017/11/09 (Thu)

金山町のこと

 11/4に栗子の高速道路開通とは逆に横手市に向かったことは前述したが、途中、金山町を訪れた。
 金山町は、山形県北東部にある町で、金山杉と、白壁を用いた「美しく古びる」を目指した金山型住宅、農業用水路には錦鯉を放流するなど、景観施策に意欲的な町として複数の町並みコンクールにおいて受賞実績がある。

金山3 金山2

 この町並みを語る前に「岸宏一氏」に触れたい。
 金山町出身の岸氏は早大政経学部卒後、1967年に金山町議に初当選。その後、71年に同町長選に立候補して当選すると、82年に全国の地方自治体で初めて情報公開条例を制定し、83年度には『街並み(景観)づくり100年運動』を「新金山町基本構想」の基幹プロジェクトとして位置付けし、98年まで連続7期町長を務めた。
 98年に金山町長を辞職し、参院選に山形選挙区から自民党公認で出馬、初当選し、2016年の政界引退まで3期連続当選する。02年第1次小泉改造内閣で総務大臣政務官、第1次安倍改造内閣で厚生労働副大臣を務めた。

 岸氏がすすめた1983年制定の『街並み(景観)づくり100年運動』とは、100年をかけて自然(風景)と調和した美しい街並みをつくっていこうというものであり、あわせて林業等の地場産業の振興や人と自然の共生を図るというものだ。
 この100年運動の実現のために、86年3月に「金山町街並み景観条例」を制定し、「街並み形成基準」とともに、街並みの基本となる「金山住宅」の基準と、金山住宅を建てた場合の助成制度を定めた。(平成25年4月「金山町の風景と調和した街並み景観条例」に改正)

 街並み(景観)づくり構想から34年経過した金山町を訪れ、懐かしいたたずまいの家並みや風景を目にすると、ホッと心は癒やされる。午前8時という事もあり、我々以外の訪問者はいないと思ったが、宮城ナンバーの乗用車が前を走っていた。

 100年後を見え据えた岸氏の町長としての先見の妙に敬服し、我が米沢市歴代首長の粒の細さに気落ちする金山町並観賞だった。

 11/4は奇しくも、「岸宏一氏(77歳)」の告別式の日で、故人を偲び大変な参列者であったという。ご冥福を祈る。

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Posted at 22:05:00 2017/11/09 by

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