道の駅よねざわ

2017/09/03 (Sun)
道の駅よねざわ国土交通省が関係機関と連携して重点支援し、地域活性化の拠点とする重点「道の駅」に選定されている「道の駅よねざわ」は、2018年春のオープンを予定して建設が進められているので8/29視察した。
現場は写真のような状況だが、工事は順調に進み約50%の工事進捗率で、来年5月には完成予定という。


全国に数ある道の駅で利益を上げているのは極少数である。成功例としては飯豊町の「めざみの里」があり、利益はそこそこだが町に年間3,000万円程の賃料を納めるから、町にとってのメリットはあるが、売り上げは「めざみの里」の約1.5倍もある「城史苑」は格安の固定資産税と駐車場賃料を払わないにも関わらず、長年赤字経営が続き、市にとってメリットが無いばかりか、「城史苑」のお陰で廃業に追い込まれた商店が有り、恩恵を受けているのは特定の利権者である。
昨年「めざみの里」の駅長A氏と面談したが、就任当時は城史苑同様に特定の利権者と役人根性の従業員によって赤字状態であったが、それを廃することによって黒字化に転じることが出来たという。
道の駅よねざわは、約22億円の公金が投入されるが、市は運営会社から家賃に相当する金額の徴収は考えていないようだ。となると、道の駅は一般米沢市民にとっての存在価値は何であろうか?
道の駅での売り上げが経済効果を生む考えも有るが、その分、市内商店の売り上げが減少すれば何の意味も無い。運営会社のトップ経営者に期待したいところだが、城史苑の利権者と同人物であるから期待は出来ない。
道の駅よねざわが期待を寄せる、米沢福島間の高速道路(東北中央自動車道)の開通は平成29年度となっているが、建設業者の間では今年11月に開通するとの噂がある。福島の国交省に訪ねたが「平成29年度中に完成予定」としか答えなかった。
いずれにしても高速道の開通により、米沢市の来訪者が増加して市経済を潤してくれることを期待したい。

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この記事へのコメント

8月23日開催された.産業建設常任委員会協議会で、商工課長が営利事業に関わる部分については使用料を徴収するような説明をしていました。
当日資料を請求しましたが議会事務局でマスコミには公開できるが、市民には開示できないということでした、明日にでも情報公開請求を行ってみます。
Posted at 15:06:47 2017/09/03 by 米沢を良くする会
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