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驚愕の対応!! 市民環境部 ①

kage

2017/08/24 (Thu)

驚愕の対応!! 市民環境部 ①

 去る8/10、鍛治川の油汚染に対して中川市長宛に要望書が提出された。要望書の要旨は、『河川への油流出があった。市は対策として、河川への油流出口を塞ぐ・オイルフェンスの設置の措置を行い、「環境基準値を下回る汚染度なので健康に害を及ぼさない」との態度で放置しているが、現在でも河川汚染は続いている。
 もし、地下タンクに多量の油が残存した場合、地下水を利用している住民・企業に多大な影響を与えるし、その不安を持ち続けなければならない。
 原因は、廃業した丸山染色の地下タンクからの流出の可能性が高いので、調査を依頼する。』というものであった。

 それに対して当局は「検討する」と答えている。そこで過日、後藤市民環境部長に「どのように検討したか」と質したところ、次のような答えが返ってきた。
①油が廃業した丸山染色の地下タンクから流出していると言うのは想定である。想定である以上予算執行は出来ない。
②差し当たっては地下水の水質検査をする。

 多くの住民が不安視しているのは、「本市は消雪に地下水を使用しているので揚水が始まると40m以上も水位が下がり、夏場には元の水位に戻る。この現象を繰り返した場合、将来地下水に油臭が入り飲料水として使用できなくなるのではないか」ということである。

 小生の質問に、後藤部長は「先ず地下水を調査する」と言うが、油は水より軽い為、簡単に地下水の層までには浸透しない。住民は、40m以上も上下する水位変化によって、何年か後にその影響が出る事を懸念しているのである。 要望書を眺めても、「現在の地下水が汚染されていないか調査してくれ」とはどこにも書かれていない。書かれているのは「発生源の特定」と「残留油が将来地下水に影響を与えないか」である。

 何故後藤部長は要望をしていない「地下水の水質検査」を実行し、要望の「発生源の特定」をやらないのか?
 要望書では「廃業した丸山染色の地下タンク」が発生源の疑いと言っているのに、「想定だから調査しない」とは何事だ!! 疑いが想定されるからこそ「調査してくれ」と要望しているのであって、確定しているのであれば原因調査など必要なく、残留油への対策であろう。
【続く】

この記事へのコメント

kage

想定だから調査しないとは、なんとも横暴ですね

地下タンクから油が漏れるということは、地下水に達する油の量は多くとも数百リットルと想定されますが、その程度の油が地下水が利用できなくなるほどの汚染量になるのでしょうか

Posted at 21:16:45 2017/08/25 by

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kage


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