市長職をおやめになったら…

2011/07/03 (Sun)
新聞紙上で次の市長選について立候補が取り沙汰され始めたと報じてある。 3年前に現安部市長は三選は望ましくないと公言したことを思い出している。だったら今回限りでやめなさい。
果たしてそれを実行し始めて価値観が問われる。
自然が豊かさにとけ込んでいたままでは価値が問われない。
遠大な都市改造をぶち上げても2小学校の改築工事、米沢市中央の西條天満様を皇太神社に合祀するとか時代に逆行するような考えの持ち主とすれば、これで市長職をおやめになったらどうですか。
身許の史観さえ掘りおこせない人間は置賜の恥である。
広大な置賜をいかに活用して日本国民に寄与するかが問題なのである。
米沢市会社役員
米沢新聞6/25掲載の読者の声である。
かように安部の市長三期就任を是としない声が日増しに高まって来ており、当会へも「何とか対抗馬の擁立が出来ないか」との声が連日のように届いている。
しかしながらネックとなるのは米沢商工会議所の動向で、会頭酒井彰氏は「今の市長で良い」との立場を表明し、氏を取り巻く経済人も右ならえの考えであるという。
即ち「御輿は軽くてパーが良い」の論理が、有能な新市長より政治理念無き安部市長の方が我田引水に都合がよいという事であろう。
その良い例が現在推し進められている市街地活性化事業(図書館・サッカー場・歴史の杜・その他)であるが約50億円の事業費の内約20億円が国の補助で約31億円が市の借金となる大型プロジェクトである。
この計画に将来を危惧する議員の「投下資本に対する対費用効果や、増大するで有ろう維持費の財源」についての議会質問でも安部市長は数値的説明を行っていない。いや説明する能力が無いというのが本当のところであろう。
不景気に悩む建設業界において50億円の事業は魅力的であろうが今後市民が20年かけて返済する事を考える時、SAMCOやNECは事業を縮小し人員整理の最中であり補助金が出るからと言って借金による箱物建設行政を行う事は夕張の辿った道であり、財政破綻の道である。
お金を使う事より企業誘致や本市から撤退事業所が出ないよう対策を取るのが順序というものであろう。

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