油汚染、市対応に疑問!! ②

2017/08/16 (Wed)
油汚染、市対応に疑問!! ②今般、住民の願いとして「要望書」が市長宛に提出された。これに対して「県とも相談して対応する」とのことだが、米新によると「時期が示されない」と書かれている。
行政マンが「善処する」「前向きに検討する」等の語彙を耳にする住民は、「やってくれるだろう」と期待するが、実行する期日を明示しない場合には「やる振りをして、何もやらない」と言うのが実態である。
そもそも「遅れず、休まず、働かず」「何もやらないのが最大の美徳」を金科玉条とする市職員(議員を含む)であるから、今回の要望書に対してもそのような結果になると思われる。
このような場合、市長が担当部長に「○○迄やるように」等の指示を出せば話は別だが、中川市長の就任後を観察しても「○○に任せてある」として、強い指導力は感じられない。
改めて今回の「要望書」を眺めると、河川への油流出があった。市は対策として、河川への油流出口を塞ぐ・オイルフェンスの設置の措置を行い、「環境基準値を下回る汚染度なので健康に害を及ぼさない」との態度で放置しているが、現在でも河川汚染は続いている。
もし、地下タンクに多量の油が残存した場合、地下水を利用している住民・企業に多大な影響を与えるし、その不安を持ち続けなければならない。
原因は、廃業した丸山染色の地下タンクからの流出の可能性が高いので、調査を依頼する。との内容だ。
小生は「要望書」が提出される前に、担当部課長と面談したが、「現在は健康被害や、実害の届け出が無い」ことを理由に「静観する」との考えだ。
この考えこそが「行政マンは鬼のようだ」と当会が主張する要因だ。一般企業なら、後々の水質汚染による補償金や賠償金の事を考え、早急の対策を講じるところ、市の担当職員は「実害が無い事に対応しろとの決まりは無い」と嘯(うそぶ)き、実害が出たときは「想定外でした」と釈明し、「どうせ市民の税金で賄われる」「自分の懐は痛まない」と、市民のために奉仕する気などさらさら無い。そして手にするのは年収約800万円と退職金の約3千万円である。
「市民のために奉仕する気などさらさら無い」の証明は「県と相談する」との文言にある。即ち、今般は米沢市の問題であり、油流出の源を特定し、今後の危険を調査するのに、県に何を相談しようとするのであるか?

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