油汚染、市対応に疑問!! ①

2017/08/15 (Tue)
油汚染、市対応に疑問!! ①
昨年11/22に震度4の地震の後、鍛治川(東高北側から商工会議所-四中方面に流れる)へ油の流出があり、県・市・消防が調査を行い、オイルフェンスの設置や、川への油流出口を塞ぐ工事を行った。
しかし9ヶ月経過した現在でも油の流出が止まらないことから、地元住民を始めに20数名の署名を添えて、対策を講じるよう8/10中川市長宛に「要望書」の提出が行われた。
その全文を入手したので以下に掲載する。
【要望書】
昨年11月22日早朝の福島県沖地震後、城北一丁目地内の鍛治川に重油の流出が確認され、県・市に対策を求めたところ、それなりの措置は施されましたが、未だに川面への流出が確認できる状況にあります。
市当局の見解は、流出は健康被害を及ぼす程のものでは無い事を理由に静観するとのことですが、汚染被害は河川だけに限らず地下への浸透も想定されます。
吾妻硫黄鉱山は廃坑後何十年経過した現在でも害を及ぼし、ユニオン電機がテトラクロロエチレンを地下へ廃棄したことから、地下水に害を及ぼすなどの例があるように、地下汚染は何年も市民生活に害を及ぼすことが懸念され、決して看過できるものではありません。
さて、今般の油流出は、元丸山染色の地下タンクに重油が残留していて、地震によるタンク破損が原因と考えられます。その場合には河川への流出よりも地下への浸透の方が深刻な被害を起こす可能性が大であり、地下水を利用している市民・企業への影響は計り知れないものが有ります。
よって、元丸山染色地下タンク脇の市道をボーリングを行い、地下汚染の程度が将来に影響を及ぼすものか否かの判断を求めたく、ここに住民の署名を添えて要望致します。
平成二九年八月吉日
【続く】

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