長岡市[大花火]

2017/08/04 (Fri)
長岡市[大花火]
この催しの人出は102万人(2日間)と言うだけに、その混雑ぶりには驚いたが、それにも増して打ち上げられた花火の規模・内容に圧倒された。
伝統の祭りが地元住民パワーにより継承され、年ごとに規模を拡大するには何と言っても企業の協力が必要である。長岡には一流企業の存在があり、この行事を支える一因となっているが、一流企業の存在は総合的に市の経済力を高めるものだ。
その点、我が米沢市はどうであろうか。関ヶ原合戦後の上杉藩は減封されて疲弊の一途を辿り、上杉鷹山公の質素倹約令で持ち直したという歴史を持つだけに、派手な行事は抑制され、祭りの規模が小さいことは否めないが、ガチャマン(織機がガチャッと言う度に万と儲かる)と米沢織業界が好景気に沸いたとき、当地の祭りもパワーが有ったように記憶している。
米沢牛がGI(地理的表示保護制度)を得たことは喜ばしいが、米沢牛の経済波及効果は商・工業の規模に比すれば小さいので、地方都市が力を付けるのには企業誘致と共に、山大との連携による起業に努力すべきと考える。

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