江股餅のこと

2017/07/10 (Mon)
江股餅のこと8/1の愛宕神社(遠山町)の祭礼に3個の餅を串に刺した田楽餅が売られ、この餅を食べると一年中風邪をひかないとの言い伝えがあり、現在でもその風習が継承されているが、この風習の起こりは江股餅に有るという。
米沢市六郷町江股地区に観音堂があり、付近では餅米が栽培され、お年越しの振る舞い餅に供されていた。
この地は鬼面川の湧水地帯のため水質が良く、その餅はきめ細かく腰が強いので城下の人々からは「顎が浮かされるようだ」と絶賛され、雑煮餅にするとドロドロにならずに大変喜ばれたという。
この江股餅を現在の形にして8/1の愛宕祭りで笹の葉に三つ並べて売ったところ、「この餅を食べると一年中風邪をひかない」とたいそう評判となり、現在に至る。小生が子どもの頃は今よりも田楽餅の出店が多く、賑わっていた。
この江股餅を六郷地区では継承し、6/25には「江股餅を楽しむ会」が六郷コミセンで開催され、小生も参加費1,000円を払って食してみたところ、確かに腰が強く、雑煮もドロドロにならず評判通りの食味であった。



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