住民と議会の責任②

2017/06/22 (Thu)
住民と議会の責任②「ナセBAの工期延長に伴う追加工事料3,000万円の支払いは不法である」と提訴して現在裁判中だが、住民・議会共に関心が薄いと思われるのでこの件について改めて述べたい。
ナセBAの完成予定は平成27年12月であったが、前年12月の大雪を理由に、完成は平成28年3月と3ヶ月遅れとなり、3,000万円の追加工事料が支払われた。これに対する議会(議員)の対応を報告する。
◆堤郁雄市議は、産業建設常任委員会委員長の立場で「法律で支払わなければならないと定められている」との説明があり、小生は「それは何という法律か?」と質すと、堤市議は「・・・」の為、後日の回答を待つことにした。
◆中村圭介市議は、議会運営委員会委員長の立場で、堤郁雄市議に代わって「支払う理由は、契約約款の第23条に記載されている。しかし、契約約款には定めが無いので請負業者と話し合いで決めた」との珍回答にビックリした。
第23条は「米沢市に責任がある場合は契約金額の変更をする」とあり、「雪」は米沢市の責任でないので支払う理由は無い。このような整合性の無い回答に改めて回答を求めて1年以上経つが何度催促しても梨の礫である。
◆海老名悟市議に会見を申し込むと、議長の立場で「建設的な意見を言わないから会わない」と公文書で回答してきた。これに「建設的で無い意見とはどのようなことを言うのか?」と質すと「建設的な意見を言わないとは言っていない」とこれ又整合性の無い回答に『1回目の回答が「建設的な意見を言わない」と記述しながら2回目に「言っていない」とはどうゆう事か?」と質したが、これ又梨の礫である。
◆島軒純一市議に書面で会見を申し込んだが返事が無いので電話すると、「会う気は無い。会いたければネットにある書式で改めて申し込め」との事であった。
◆ようやく島軒純一市議との面談が叶うと思ったが、出席者は市議全員であった。その会合で小生が質問した途端に、海老名悟市議は「質問をするなら会は続けられない」・「質問は当局にしろ」と会を打ち切ろうとし、鳥海隆太市議も「質問はおかしい」と同調する態度に、肝心の事は聞けなかった。
◆成澤和音市議は、「他の自治体でも、降雪を理由に追加工事料を支払っているので、本市の3,000万円支払いは妥当である」との意見を述べたので、「他がやっていれば違法行為が認められるという考えか?」と質したがこれ又梨の礫である。
以上議会の体たらくの一部を述べたが、このように議会のチェック能力は無いに等しい。よって、このようなノーテンキ市議を選んだ住民の責任として、多くの市民に、現在進行中の住民訴訟への関心を持って貰いたい。

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この記事へのコメント

鬼の会サスガです
私の親族はもっとシビアだ。箱物・政治家・市町村 多過ぎる。私も思います。
Posted at 16:36:18 2017/06/26 by たけお
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