奇っ怪な噂

2017/06/09 (Fri)
奇っ怪な噂何故この時点で「市長選」・・現職市議の”出馬準備話”飛び交う。・・
これは米沢新聞6/3の見出しだが、立候補予定市議の実名を挙げ、現職市議と一部市民の間で出馬準備を進めているとのことである。
前回の市長選は2015年11月22日であるから、次回選挙の2019年11月には大分時間があるが、何故この時期に現職市議の”出馬準備話”が取り沙汰されるか小生なりに考えてみたい。
行政権力者の威光に与(あずか)ろうと、良からぬ輩が寄り添ってくるのは世の常である。昨今の安倍晋三関係の報道からもそれが伺える。
中川市長の場合、まだ就任1年一寸と言うこともあるが、利権者との結びつきは耳にしていない。となると「中川市長では利用しにくい」と思った利権者が、自分の息の掛かった現職市議を担ぎ出し、利権を貪ろうと企む事は想像に難くない。
ならば利権とは何であろうか?
3年後に考えられる利権は何と言っても「市立病院建設」である。新道の駅や市庁舎建て替えは現職中川市長の管轄だが、「市立病院建設」は時期市長管轄となる公算は大である。
市立病院の建設費の規模は県立新庄病院が約200億であり、本市の場合もその程度であることは前財政課長も口にしている事から、地権者や工事関係者に取っては大きな魅力である。
現に、安部三十郎前市長の時代にはK建設絡みの駅前地所が市立病院の候補地として、A市議介在で具体的に進められた。
安部三十郎候補が落選したことによってその話は立ち消えになったが、中川市長になって数カ所の候補地が噂に上がっている。
市立病院建替は地権者に限らず建設関係者にとっては、市長という権力者を抱き込むことは最大の魅力であるし、そのアプローチに市議を利用しようとする動きの起きることは人間の性であろうが、それによって市民が不利益を受けることは御免被りたい。

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