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伊達政宗①

kage

2017/05/31 (Wed)

伊達政宗①

IMG_3377.jpg 今年は伊達政宗生誕450年の節目の年として、仙台市は多彩なイベントを企画しているが、小生が交流している「仙台藩士会」より伊達家18代当主記念講演会の案内状が送られてきた。
 そこには「伊達政宗公は、羽州置賜郡米澤城で生まれまして今夏で450年です」と有る。

 上杉神社参道に建てられた左の石碑が示すように、松が岬公園が米沢城であり伊達政宗生誕の地であるが、その歴史を歪曲して、舘山発電所上部が政宗生誕の地であるなどと絵空事をアナウンスする市民団体と、それを取り上げるメディアには困ったものだ。
 
 観光行政にとって歴史は大きなファクター(要因)であり、何かにかこつけて集客に結びつけたいところだが、米沢市の場合はどうであろうか?

 中川市長は5/22の記者会見で「政宗が名をはせたのは仙台時代・・・」と関心は薄いが、過去1987年にNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」が放映されると「政宗生誕の地、梵天丸(政宗の幼名)の故郷」として大変な数の観光客が本市を訪れ、小生等は現在のお祭り広場に「米沢村」を設営して観光客に対応したものだ。

 仙台で名をはせた政宗であるが、1614年「故郷(ふるさと)は 夢にだにさえ 疎(うと)からず 現(うつつ)になどか めぐり来にけん」と詠み、米沢時代を偲(しの)んだという。

 今年5/20には市民団体のミュージカルとして「梵天丸」が公演され、多くの集客が有ったように、政宗幼少の「梵天丸」は優れた要素を有するが、安部市政から中川市政へ移っても、歴史のファクターを活用できない行政力には憂憤の小生である。 

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