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アンサーソング

kage

2017/04/17 (Mon)

アンサーソング

 アンサーソングとは、「既に存在する歌に対する返答として作られた歌のこと。返歌。」とある。(Wikipedia)
夜ノ森1

 東日本大震災の被災地・被災者の復興を応援するために制作されたチャリティーソング「花は咲く」は多くの芸能人に歌われ、高い評価を得ているが、被災地・被災者を思うときの違和感から、長井市のフォークソンググループ「影法師」は「花は咲けども」を作詞作曲した。これがアンサーソングだがご存じだろうか?

 原子力災害により放射線の年間積算線量が50ミリシーベルトを超え、5年間を経過しても年間積算線量が20ミリシーベルトを下回らないおそれのある地域を帰還困難区域に指定しているが、5年以上の長期にわたって居住が制限されている区域に富岡町(東京電力福島第二原子力発電所所在地)がある。

 富岡町の夜ノ森公園桜並木は素晴らしいが、帰還困難区域に指定されている為、5年間立ち入り禁止で「花は咲けども」訪れる人も無く、うらめし、くやしと花は散っていた。
 しかし、今年解放されたので早速その地を訪れてみた。桜並木はちょうど見頃で、華麗・絢爛なアーケードに見とれたが、それとは対照的に、周りの住宅は江戸時代の刑罰、閉門蟄居の如く入り口が閉ざされ、空き家となっており、5年経てども「もぬけの殻の寂しい町」であった。

 実際に富岡町の夜ノ森を訪れ、「花は咲けども」の歌詞に共感したので、当ブログ訪問諸兄にも知らせたく、歌詞を以下に掲載する。

◆花は咲けども

【作詞】あおきふみお
【作曲】横澤芳一

原子の灰が 降った町にも
変わらぬように 春は訪れ
もぬけの殻の 寂しい町で
それでも草木は 花を咲かせる
花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

異郷に追われた人のことなど
知ったことかと浮かれる東京
己の電気が 招いた悲惨に
痛める胸さえ 持ち合わせぬか
花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

1年 3年 5年 10年
消えない毒に 人は戻れず
ふるさとの花 恋焦がれて
異郷で果てる 日を待つのか
花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

花は咲けども 花は咲けども
春を喜ぶ 人はなし
毒を吐きだす 土の上
うらめし、くやしと 花は散る

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