やまがた百名山

2017/04/07 (Fri)
やまがた百名山山の日(8/11)が祝日に制定されたことを契機に、県内の山岳・観光関係者で構成する「やまがた百名山選定委員会」で「やまがた百名山」が選定され、過日公表された。
米沢市が指定を受けた山は、一次選考の50名山で「斜平山」「西吾妻山」の二山だったが、二次選考の50名山で「東大巓」「家形山」「兜山」に加え、高畠町と重なるが「駒ケ岳」「豪士山」「一念峰」が加えられた。
県は、「やまがた百名山」選定の目的を、『県民の皆様が主体となって「やまがた百名山」を選定することにより、地域の宝である山に光を当て、健康増進とともに、山の魅力を認識し愛着を高め、その魅力を発信し、山岳観光の振興につなげていくことを目的としています』と謳っている。
小生も山岳観光の振興には大変興味があり、中川市長・観光課に「斜平山」の有効利用を進言したが音沙汰無しなので、これを契機に真剣に取り組んでもらいたいと思っている。
斜平山の峰続きは、北から伊達政宗公が舘山城を築城しようとした御成山(発電所跡というのは文化課の捏造)・舘山公園・帝人発祥の地の碑・木村武雄氏が敬拝してやまなかった石原莞爾の碑・愛宕山(鷹山公雨乞い)・芸能神社・伊達政宗公の忠臣片倉小十郎の里・カタクリの里・大森山公園・笹野観音・一刀彫の里と続き、更に南へは三十三観音・繰り返し不動・西向き沼・支倉常長生誕の地と続き、小野川温泉・白布温泉への道となる。峰を渡るハイキングも良し、遠山街道を車で訪ねるも良し、山岳観光の振興への貢献度は大なるものがある。
又、百名山に選ばれた「兜山」は、直江兼続がこの山に登り米沢の町づくりを計画したとの伝承があり、整備されれば気楽に登れる山として、市民の健康増進に寄与するのではないか。
この山が選定されるにあたり、元市職員の「玄蕃氏」が推薦状を送っていることも功を奏しているのかもしれない。それに引き換え現職職員のやる気の無さは目に余る。
本市の観光振興策を提言しようものなら、「誤字脱字が多い」との理由で採用されず、採用された振興策の情報公開を求めれば、「応募者の利益を侵害する恐れがある」との理由で公開を阻む無節操ぶりの観光課に呆れかえる。個人の利益を主張する案を採用するなどもっての外ではないか。
しかし、この度は観光課長が代わったので、新道の駅だけが観光客を呼ぶと思うのは軽々であるとの思いで、新課長との面談を希望している。

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