準備書面②

2017/04/05 (Wed)
準備書面②人は生きてる間に色々な契約を結び、契約を破れば相手方に違約金を払うのが常識だが、その常識が通らないのが米沢市役所と米沢市議会だ。
米沢市と金子・白井・網代JVは、平成27年3月に完成する約束で、ナセBA工事の契約を交わした。
その後、契約に無い「浄化槽撤去工事」が発生したため、ナセBAの完成を平成27年12月に変更して契約し、米沢市は工事が伸びた分の保証として、撤去工事代金とは別に、3,700万円を支払った。
ここまでは市民感覚として納得できるが、次は理解できない。
準備書面①で述べたが、1.5ヶ月で完成するはずの一階工事が、5.5ヶ月を要して3ヶ月の工期遅れを出したのは、受注者JVの責任であるから、発注者の米沢市はJVに違約金を求めるべきところ、逆に3,000万円を支払った。この行為に疑義を感じた小生は、議員団に質問した。
産業建設常任委員会の堤郁夫委員長に「何故3,000万円の追加予算を認めたのか?」と糾すと、「法に定められている」というので「それは何法の何条か?」と質問して1年以上経ったが、催促しても音沙汰無しだ。
議会広報広聴委員会の中村圭介委員長は「契約約款23条に定められているが、定めがないので米沢市とJVとの談合で決めた」と書面で返答したので「定めがあるが、定めがないとはどういう意味か?」と質問して、これ又1年以上経ったが、催促しても音沙汰無しだ。
島軒純一一新会会長に面談を求めても「合う気は無い」と言うし、海老名悟議長に面談を求めると「建設的で無い意見の為会わない」と公文書で答えたので「何処が建設的で無いのか?」と糾すと「建設的で無いとは言っていない」と訳の分からない返答を公文書で返してくる。
成澤和音市議は「他の自治体も豪雪を理由に割増金を支払ったから良いのだ」と言うから「他が割増金を支払えば、米沢市も支払って良いとする根拠は何か?」と質問したが、これも1年以上経ったが、催促しても音沙汰無しだ。
公金支出とは市民の税金を払うわけであるから、しっかりした根拠が無ければならず、ナセBAの場合に米沢市が割増金を支払う場合は、米沢市建設工事請負契約約款第23条3項に「発注者は、前項に規定する工期の延長が発注者の責めに帰すべき事由による場合においては、請負代金額について必要と認められる変更を行い、又は受注者に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。」と、米沢市に責任がある場合に支払うと明記しているので、議会は「豪雪」・「職人不足」が米沢市の責任であるか否かを審議すべきだが、前述の如く、全く頼りにならない議員団だ。
「豪雪」も「職人不足」も米沢市の責任でないことは明らかであるとして、準備書面で述べ裁判を行っているが、裁判官も社会常識とズレているから、どうなるものか?

今村復興相と島軒元議長≪ | HOME | ≫準備書面①
この記事へのコメント

こんな政治家は無駄
何とした対応の市議。出来れば米沢市・川西町・高畠町で合併して、行政経費削減しましょうよ
Posted at 11:46:27 2017/05/28 by たけお
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
今村復興相と島軒元議長≪ | HOME | ≫準備書面①