お手盛り市議団

2017/02/18 (Sat)
お手盛り市議団お手盛りとは「自分に、都合の良いように取り計らうこと」だが、その「お手盛り市議団」の記事が、米沢新聞2/18に「議員定数は現状維持」の見出しで掲載された。以下米沢新聞の記事の内容に添って述べたい。
10万人に迫る本市人口は、その後減少の一途を辿り、極近い将来に8万人を切るであろう時、市民アンケートで一番の関心事は「議員報酬と定数の削減」であった。
市議団は、それを受けて検討委員会を設けて2年に亘り検討したという。そしてその結論が、今般の「議員定数は現状維持」だが、その理由は、「①議会報告会・意見交換会の開催、②中学校出前市議会の開催、の実績が有り、③議員数が減れば活動量が増える。」との事だ。
【検証してみる】
①の議会報告会は「市議会だより」で事は足りるし、意見交換会で質問すれば「当局に聞け」と市民の意見など無視をする。②は、何故中学校なのだ、やるなら高校であろうが、この企画は議員活動の本旨では無かろう。③は、年約730万円の議員収入だが、政務活動は年30万円分しか働いていないのに、活動量が増えるとは何事か。300万円分は働いて然るべきではないか。
この様に「お手盛り市議団」に「議員報酬と定数の削減」を検討させても、マスターベーションに終わるだけで、何の意味合いも無い。真摯に米沢市の行く末を案ずるなら「第三者委員会」を設置して、タウンミーティングのような形で、第三者と市議団が公開討論を行なうべきと提言する。
現在の市議団に、市民を思う志の高い人物はいないとハッキリ言える。よって、今般の市議団によるマスターベーション答申をもって是とするのでは無く、実施は次期の市議選まで約2年が有るので、『行政が「第三者と市議団との公開討論会」を数回に亘り開催し、市民の声を聴取すべし。』と進言する。
◆昨年11月の「議会報告会・意見交換会」の話。
担当議員より検討中の「議員報酬と定数の削減」について報告が有った。その時、市民から「議員が議員のことを検討するのでは、泥棒が泥棒の決まりを検討するに等しい」との発言に「泥棒とは何だ!!」と市議団はいきり立った。 大方の人間は、都合の悪いことを指摘されると、いきり立つものだ。「お手盛り市議団」も「マスターベーション市議団」も「議員が議員のことを検討するのでは、泥棒が泥棒の決まりを検討するに等しい」と同じ意味合いで、いきり立つ程のものでは無く、真摯に市民の声として受け止めるべきではないか。
○マスターベーション=①オナニー②自己満足(三省堂国語辞典)

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この記事へのコメント

『行政が「第三者と市議団との公開討論会」を数回に亘り開催し、市民の声を聴取すべし。』
大賛成!!
米沢市には17地区の組織があるはず。
そこには、各町内会の地区委員がいます。
公開討論会、大賛成!!
Posted at 16:21:23 2017/02/23 by 議会監視します
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