市庁舎建替について②

2017/02/16 (Thu)
市庁舎建替について②1年3ヶ月経過した中川市政は「安部より勝る中川勝」と評価出来るが、「市立病院は民間と連携」との選挙公約からか、三友堂と連携の社団法人化医療施設建設に向け、今議会に1,900万円の予算が計上されるとの事だ。それに比べて市庁舎建替については温度差がある。
井戸副市長提言の『市庁舎建設は来年度に施行される「耐震化未実施の庁舎建替の財政措置」の活用』に同感で、市立病院に先行する事案と思う。
と、述べると「市立病院が先」との意見も出ようが、精神科廃止の市立病院に代わり佐藤病院新設が有ったように、市が関与する社団法人化医療施設を設立せずとも、民間医療施設との連携で市民の医療を守る手はあるので、市立病院の件は焦らずに検討し(小生は県立病院誘致が先行と考える)、それよりも3.11のような地震や、糸魚川市のような大火に加え、松川堤防の決壊等を想定して、その対策本部が設置出来る市庁舎建替を先行すべしと提言したい。
調査会社は、市庁舎の建設費を70億円と見積もったが、ハッキリ言って高すぎる。今後の人口減を考慮して40億円(国の補助を見込めば持ち出し約20億)に留めるべきで、この金額で足りないというのであれば、現在教育委員会が文化センターで業務を行なっているように、ナセBAにも役所手続きの機能を持たせる等の分散方式を考えるべきで、担当に当たる職員には、巷間言われる「金が無いなら知恵を出せ、知恵が無いなら汗を出せ、それも無いなら辞表出せ」の如く、知恵の無い職員は辞めて貰いたい。
市立病院問題も、市庁舎建替問題も、担当職員が実務に当たるが、ナセBA建設計画の時、多くの市民の反対がある中、山口昇一企画調整部長・我妻総合政策課長は虚言の限りを尽くして計画を推進し、当初16億円の計画であったナセBAの建築費は30億円に膨れあがり、その結果市財政を悪化させた張本人だが、彼らは責任を取ることも無く、現在も企画調整部長と産業部長の要職にある。
又、16億円から30億円に膨らんだ建設費に疑義が有り、悪行を日に晒そうと住民監査請求を行なっても、議員団は「もう済んだ事」と意に介する気配は無い。
この様に、業者と癒着体質の市職員と、その職員に迎合する市議団により、市立病院問題も、市庁舎建替問題も市民無視の方向で事が進むと危惧しているので、小市民氏に限らず、多くの市民が中川市政に刮目して貰いたい。

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