隠蔽!!①

2017/02/01 (Wed)
隠蔽!!①官庁が作成・取得した文書を公文書と言うが、本市では次の様に定義している。
【公文書】実施機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書、図画及び電磁的記録であって、当該実施機関の職員が組織的に用いるものとして、当該実施機関が保有しているものをいう。
本市は、公文書の扱いを情報公開条例で「保有する情報を市民に積極的に提供する」と定め、市民は手続きによって情報を入手する権利を有する。
又、公文書の保存・廃棄については、文書管理規程に定めが有り、市職員が勝手に処分することは出来ない。が、狡猾にして不誠実な市職員であるから、条例・規程は彼らの都合で運用され、公文書は消えたり現れたりするのである。
【例】市が回収する「資源物(故紙・金属等)」の「年間回収量」を情報公開条例で求めたところ「不存在」であった。
ところが、「市所有の有価物を特定1社に無償提供する事は不法」として住民監査請求を行うと、無いはずの「年間回収量」の資料を10年に亘って提示して、行政側の正当性を述べたのである。
この様な隠蔽工作は数え上げたらキリが無いが、今般の監査委員の所行は余りにも酷(ひど)いので紹介したい。
ナセBAの一階工事は、平成26年11月完成予定であった。ところが翌年3月迄の工期遅延を来し、原因は「平成26年12月の豪雪である」と屁(へ)理屈を述べて市民に3,000万円を負担させた。
小生等は「工事遅延の原因は、壁柱工法に対処出来なかった請負業者の技術不足」と主張し、「市民に負担させるのは違法である」と住民監査を請求したところ、答えに窮した当局は「技術フォーラム」と言ういかがわしいNPO法人を用心棒に呼んで、行政養護の報告書作成を依頼した。
大澤(市民選出)・工藤(議員選出)の監査委員は、「11月迄完成出来なかったのは12月の豪雪が原因」とする内容の、用心棒が作成した報告書を添付して請求を棄却した。
添付された報告書の冒頭には「建築課職員から聞き取り調査を行ない、技術的観点のみの報告書である」と前置きしておきながら、技術的な観点は何処にも述べられていないので、面談したとされる建築課の安部剛主幹に面談の内容を質したところ『「技術フォーラム」と会った記憶は無い』との返答には驚いた。
※もっと驚く事実が有る。【続く】

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