癒着!!

2017/01/27 (Fri)
癒着!!高齢者氏より除雪に対し、「市に苦情を言っても、請負業者に伝わらない」旨のコメントが有ったが、除雪に限らず市職員の請負業者への配慮は「癒着」を通り越して「キックバック目的」では無いかと疑いたくなる程の行為が目に付く。
現在、「10月11月で完成する予定のナセBA一階工事を、12月の降雪を理由に3月末迄延長して3,000万円を市民に負担させた事は不法」として関係職員に損害賠償を求めて係争中だが、裁判に備えて資料を集めると、請負業者へ信じられないような高額の作業料が随所で支払われていたので一部を紹介したい。
◆ナセBAの空調機器を車から降ろした後、倉庫に運び入れる運搬費。
公共工事には「建設工事標準歩掛」が採用され、「運搬費」は重量・体積などの掛け率を考慮して価格が決められている。
ナセBA空調機器の「運搬費」の場合は、「(1.5tフォークリフト1台×2日)+作業員4人+諸経費」で積算すると10~15万円程度の作業であるが、これに支払われた金額は何と50万円と相場の4倍である。この外に倉庫の賃料も相場の倍額が支払われている。
この件について担当職員と面談すると、「業者から見積を取り、妥当な金額であると思っている」との答えが返ってきたので、思わず「キックバックは幾ら貰ったのだ」と叫んでしまった。
かように、職員の頭にあるのは「請負業者の養護」であり、それを負担する市民感情など眼中に無く、公金の無駄使いは止まる所を知らない。
そこで市議団によるチェック能力を期待したい所だが、「騒いでいるのは極少数の市民」と意に介さず、彼らに疑問を投げかけようなら「当局に聞け」と鰾膠(にべ=取り付く島)も無く、議会条例に掲げられている「調査権の行使」など「何処吹く風」である。
議員団の最大関心事は「如何にして、現在の700万円という報酬額を確保するか、議員数削減を最小にするか」に有るようで、3月議会では「報酬額を若干下げて政活費を上げる。議員数は2名減」を発議するのではないかと思われる。
市民の「市議が700万円を超える報酬に見合う働きをしているか?」との厳しい目が無ければ、公金の無駄使いは止まらない。

この記事へのコメント

お役人も上の指示なら予算の辻褄合わせねお作文も仕方がないと思いますが、議員さん達のチェックが全然機能していないようなのが何とも情けない。
Posted at 07:46:08 2017/01/27 by カス
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