コメント:市民(佐藤)氏へ

2017/01/12 (Thu)
コメント:市民(佐藤)氏へ大沼デパート一階の改装について「ジリ貧の商店街であればこれほどの改装は行わないような気がするのですが」とのことですが、物の見方・考え方は人それぞれで、貴殿の思惑を否定する積りはありませんが、近年の大沼売り場は、お総菜屋さん・魚屋さんの撤退に続き、食事処六階は昨年10月に閉鎖となり、更に今月15日をもって三階の高級婦人服の「コルディア」も撤退し、その後の出店予定は無いという現状に目を向けた時、ナセBA効果によって、近隣商店街が活性化するとは到底思えない。
市民ギャラリーがポポロから大沼に移って約一年後、大沼店長のT氏と面談して「ギャラリー効果は如何か?」と尋ねると「来館者数は延びたが、売上高は変わらない」との返事であった。即ちギャラリーへの来訪者は、大沼の来客とは成り得ず、売上高に結びつかなかったと言うことだ。
又、以前の図書館が有った文化センター一階食堂の店主は、「図書館の来館者は殆ど客にならない。以前は夕方の会合でライスカレー等を取ってもらったが、最近は食事を済ませてからの会合が多い。新しい図書館が出来ても出店しようとは思わない。」と語っていた。
小生等は「まちの広場への図書館建設は反対」「只で本を読みたい図書館の来館者によって商店街が活性化するはずが無い」とナセBAの工事差止め運動を行なった時、安部三十郎市長は青森駅前の「アウガ」を「図書館による活性化の証明」と論じたが、その「アウガ」は昨年倒産した。【アウガ】
コメント:市民(佐藤)氏の思惑通りに、平和通り商店街が活性化すればおめでたい話だが、一度衰退した商店街を復活させるのには並大抵の努力では不可能で、図書館やギャラリーでそれが可能なら、他の自治体もとうにやっている筈だ。
30億円を使って中心市街地を活性化させるのであれば、小生なら「他に類を見ない高齢者のまちづくり」をプロポーザルするが、その案の下書きは、今は無き「あずま会」の松田先生によるものだ。
素晴らしい松田構想は、安部市長と利権者のS氏、それに取り巻きのE市議によって闇に葬られた事を思うと慚愧に堪えない。

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