糸魚川大火に思う

2016/12/27 (Tue)
糸魚川大火に思う当ブログへの投稿氏も心配されているように、糸魚川大火のような災難は本市でも起こりうる事だが、「その対策は?」となると甚だ心許無い。福田町で昨年6月に起こった火災について当会が触れているので参照願いたい。【クリック】
火災発生時には初期消火が重要であり、その為に放水能力の高い消防車を備え、迅速に火災現場に駆けつけることは当然だが、そこでの水源が確保されていなければ、伊達の居残り氏の指摘通りである。福田町の火災でも、現場に着いた高機能の消防車だが、水道管が細くて十分な放水が出来なかった。
風が無かった事から大事に至らなかったが、もしも強風下であったならと考えると、糸魚川大火は他人事で無い。

米沢市が近々に施す対策は「給水管の口径を大きくする事」と言うと、「予算が無い」との文言が帰ってきそうだが、そこで思い起こされるのが「ナセBA」建設前の説明会だ。
南部地区での説明会時に、市民から「大金が投入されるが市の財政は大丈夫か?」との質問が有ったが、それに対して当局は左のグラフを示し「この様に建設債が減少しているので何ら心配ない」旨の説明を行なった。
すると市民から「これは米沢市がナセBA以外の事業を行なわない場合のグラフだ。老朽化した施設への再投資をした場合の説明を求める」と被せると、当局は「その点については休憩後に時間を延長して説明します」と伝えたが、休憩が終わると安部三十郎市長の姿が見当たらない。司会者の「市長はもう帰りました」との一言に、「市長を呼び戻せ!」と会場は騒然となったが、当局は説明会を打ち切った。
このように本市の事業計画は出鱈目で、市立病院・市庁舎・をはじめ、水道管のような老朽化した施設への再投資に財源不足が懸念されるのも、安部市長の失政に尽きる。
そしてその安部市政を支えた部課長が、現在もその地位に安住している人事に、小池東京都知事同様「中川市長は当時の責任者を粛正すべし」と声を大にしたい。
又、安部のポチとして予算を追認してきた議員団にも「公金支出の順序が違うではないか」と苦言を呈し、「他の自治体の議員報酬に比べ、本市の議員報酬は妥当」などと寝ぼけたことを言っていないで「安部失政の責任は議員団にも有り」と潔(いさぎよ)く「報酬の減額を申し出よ!」と叫びたい。

この記事へのコメント

米沢市は現在市内の配水管を耐震機能を持った管と交換を進めています。
口径は従前の配水管と同じものを原則とし、消火栓に対応することは考慮していません。
上水道は事業会計で独立した組織として運営されています?
当市の市民サービスは各業務に担当部署を設け担当者を配置し、キメ細かい対応を行うことを目指しています、したがって担当以外のことには「関与いたしません」消防は既に広域事務組合に移管され当市の上下水道部とは直接関係がありません。
前市長に12年間に亘って刷り込まれた、公務員は「目先のことだけ対応すればいい」この習慣を改めない限り、無計画・無駄な投資は繰り返されます。
Posted at 07:17:28 2016/12/27 by 高齢者
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