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議員報酬と議員定数を考える!!②

kage

2016/10/22 (Sat)

議員報酬と議員定数を考える!!②

◆議員の職務
 議員の実働は、議決権・立法権の行使の年22日だけと述べたが、実際には、①委員会等への出席が相当の日数に及んでいる事、②地域住民の意見を聞き、行政に反映させる行動をしている事、③行政への政策提言を行う事、等の活動を行っているので、「22日の実働とは論外である」との意見は、議員によらずとも市民にも有ると思われる。

 しかし上記の①~③は「明文化」されたものが無かったので、平成の大合併を機に、異なる自治体が一体化したことから、統一した議員活動を定める「議会基本条例」を制定する地方自治体が多く表れた。

 本市でも「米沢市議会基本条例」を制定し、平成25年4月1日より施行されたが、条例を要約すると、 (1)審議権・議決権・調査権・検査権を行使して執行機関の事務の執行を監視する。(2)市民に積極的に情報を発信し、市民と情報の共有化を図り、説明責任を果たす。(3)市民の意見、要望を的確に把握し、政策提案・制策提言を積極的に行う。 ざっと以上のようになる。

◆議員団は職務を全うしていない
 話を戻して、市議の報酬を考える時、以上の議会基本条例の条項を守った上で始めて「22日以上働いている」と言えるが、以下に述べる如く、議員団に条項を守る意思などさらさら無い。

(1)の不履行
 小生は嘘つき三十郎と揶揄したように、委員会・審議会・協議会等での説明を守らない安部市政の行政執行に、「不法・不当」を議員にアピールしたが、「もう済んだ事」・「騒いでいるのは極一部の市民」とスルーの構えで、行政に対しての調査権の履行など何処吹く風だ。

(2)の不履行
 合併を伴わない議会の条例とは、どの様な意図を持って制定したものか尋ねたく、議員団に意見交換会を申し入れた。すると「もう決まった事なので、改めて逢う必要は無い」との返答であり、当初から「市民への説明責任を果たす」などの条項を守る意思など微塵も無い。

 市民のガス抜きが目的なのか、「議会報告会」を催したので、会場で質問をすると「この会は報告会であり、質問には応じない」と答えたのが堤郁雄市議であり、他の議員も質問には答えようとしなかった。
 堤市議だけでは無い。質問を行おうとすると「当局に聞け」と答えようとしないばかりか、書状をもって質問・要請を行っても返答しない、海老名悟議長・島軒純一・中村圭介・成澤和音市議の面々である。

(3)の不履行
 YouTubeで見られるので「市立病院建替特別委員会」を覗いて貰いたい。2年も経過した委員会であるが、一向に具体的な政策提言が出来ず、フンニャラモンニャラの運営に業を煮やした中川市長が吉村知事と直談判しようものなら、相田光照市議を始め「議会軽視である」と息巻く始末の市議団である。
 
 詳しく述べればキリが無いが、かように「議員団は条例を守る意思が無い」事を念頭に置いて貰い、次回は「委員会」の体たらく振りから、年700万円強の報酬が妥当か検証したい。

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