蔵史めぐり

2016/10/10 (Mon)
蔵史めぐり「蔵のまち」として地方創生に取り組む秋田県横手市増田町を今年1月に訪れたが、団体旅行の為じっくり見学する事が出来なかったので10/2に再び訪ねてみた。この日は「蔵史めぐり」と銘打ち、まちを挙げてのお祭りで、掲載写真のように多くの観光客で賑わっていた。
増田町は平成17年に合併で横手市になったが、合併前は人口8千人程の然したる産業の無い典型的な消滅自治体とみられていたが、危機を感じる地域住民主体による「まちおこし」は、平成7年に全国ではじめての「まんが」をテーマとした本格的美術館をオープンし、漫画家と読者の交流など、「マンガ」というジャンルに共通した「夢」「楽しさ」を堪能する特別企画展を開催す。
平成17年には写真集「増田の蔵」の発刊により、「疲弊したまち」故に都市化せずに現存する古き街並みと、他にあまり見られない「内蔵」が多くの観光客を呼び寄せ、翌18年には「蔵の日」を開催す。
平成25年には国の「重要伝統的建造物群保存地区選定」と、活動は着実に加速度化しながら保存と活用に向けて進んでいる。
増田町と比較し、我が米沢市はどうであろうか?
上杉の歴史に胡座をかき、さしたる努力もせずに上杉神社を訪れる観光客から駐車料をせしめようなどの「さもしい」考えの議員団と観光課職員である。
このところ数カ所の催しを訪れてみて、おもてなしを受けた所はあったが駐車料金を取られた所は一カ所も無い。このことを議員団と当局に進言したい。
※ ボランティアによる受付 中学生による説明



※ 蔵が家の中にあることに注目(内蔵)



※ 欅の梁は1本1千万円と言われる



※ 蔵は倉庫に非ずして座敷として今も利用されている。(柱の密度に注目)







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