選挙に勝つためには何でもありか

2003/11/06 (Thu)
昨年度の市会議員選挙に当選した議員の祝勝会が某温泉地で開かれたのは本年二月のことだ。私も招かれて出席してみて驚いた。当選した御仁は正面床の間に座らされ型通りの謝辞を述べた。すると間髪を入れず「当選した議員はさておいて、これから市長選に立候補する大久保さんの激励会にしぼって会を進めたい」―――これが選挙の実態かと半ばあきれながら、冷め切った膳に箸を運びながら事の成り行きを見つめてきた。己が目立つためのお世辞まがいの大演説会が延々とつづく。同席していてたまらなかったのは、肝心の祝勝会の主人公の態度だった。多少、不快な顔をみせたが候補予定者の大久保氏に酌をして楽しく談笑していることだった。
武士道では彼らの非礼さに抜刀して、主催者に腹を切らせたはずだ。地域の祝勝会にかぎらず場所もわきまえない地域の小ボスどもが選挙になると息を吹き返すのだ。やはり「滅びる」のだろうか。

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