住民監査請求を提出②

2016/09/29 (Thu)
住民監査請求を提出②40%の補助金が貰える国の制度に申請した「ナセBAの工事完成」は平成27年3月末であった。
しかし、当初予定のポポロビル用地は「魚民」が立退きを拒んだ為に着工出来ず、早急に代替え地を必要とする当局は、『市の所有である「まちの広場」は地主と交渉する手間が省ける』と、安直に予定地を変更したが「9億円も投入して立派に機能している施設を取り壊す事に反対」と、多くの市民が立ち上がった事から工事着手は容易ではなく、ズルズルと時間が経過した。
そこで安部三十郎市長は「後にポポロビル跡地に広場を作ります」とアナウンスして議会と市民を欺き、工事に着手しようとしたが、この時点で国との約束である平成27年3月末完成は不可能であった。
その証拠に、同時期に入札のあった四中は市予定価格の約90%で落札されたが、ナセBAの最低入札価格は約20%も予定価格を上回り、応札者不在の状態であった。
あくまでも小生の推測であるが、・・・安部三十郎市長は「まちなかに図書館を建設すれば中心市街地は活性化する」「そうすれば4期目の市長選に当選出来る」と考え「如何なる手段を講じても図書館を完成させる」と決意した。
そこで「想定外の地下埋設物出現作戦」で1年間工期を延長し、工事価格に付いては「着工してしまえば、後で幾らでも理由を付けて増額出来る」「まちの広場建設をあれ程反対していた議員団であったが、一寸鼻薬を嗅がせてコロリと手なずけた実績がある」「程度の低い議員団であるから、議会で追加予算を承認させるには自信がある」と、契約を渋るJVを納得させて契約に漕ぎ着けた。・・・
前段は推測であると断ったが、その可能性は極めて高い。例を挙げれば、
① 地下埋設物撤去費用は「入札価格に含まれていなかった」にも係わらず、JVは初期の撤去作業を進めて3,500万円を投入した。そこで、当局はその金額を追加予算に計上したが、これには「議会承認無しでの公金使用は違法である」と渋間元市議から噛み付かれ、予算が確保出来なくなった為「本体工事を手抜きする事」で費用を捻出した。
(地方自治法により、公金使用は議会承認が必要であることはJVが知らない訳が無く、当局との「追加予算は幾らでも出す」との裏約束が無ければ、勝手に工事を進めるなど考えられないし、本体の手抜き工事も当局が承認している事を確認した)
② 地下埋設物撤去工事は入札で行うべき所、1億6千万円という法外な金額を随意契約で進めようとしたが、小生等の「工事内訳書の公開」を求められた事により、苦しくなった当局は約3千万円を減額して議会承認を得たものの、その分工事遅延に伴う待機費用として3,700万円を追加予算に計上し、議会はスンナリ承認した。更に「豪雪・職人不足」を理由に、3千万円強の追加予算を上程したが、これ又議会はスンナリ承認した。
【続く】

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