ナセBAと児童会館

2016/09/06 (Tue)
ナセBAと児童会館ナセBAがオープンして二ヶ月が過ぎ、当局は「多くの利用者」をアナウンスして悦に入っているようだが、30億円も掛けた箱物なら行ってみたくなるのが人情だし、多くは「生徒さんの男女出会いの場」として利用しているものと見受けられる。何もナセBAでないと勉強出来ない訳では無かろうし、図書館の書籍を利用して勉強している姿も見られない。
それとも、自宅で勉強するには環境が劣悪で、ナセBAでないと勉強出来ない家庭のお子さんで賑わい、米沢市には「貧困家庭」がこれ程多いという象徴か。

そもそも、この箱物建設の目的は「中心市街地の活性化」にあり、寂れた商店街に活気を取り戻し、住居人口を増やしてコンパクトシティを形成する事に有った筈だ。しかし、シャッター通り商店街には相も変わらず閑古鳥が鳴き、住居人口が増える事など「夢の又夢」が現実だ。
歳の頃30代女性の事務員さんが五名居る、ある会社に行った時だが「あんなナセBAを作るなら、児童会館を作ってほしかった」『米沢市には子供を遊ばせる施設がないので、山形の「にじっこひろば」に毎週のように行っている」との事だ。「米沢市にも施設は有るのでは」との小生の問いには「貧弱すぎて・・・」とナセBAへの恨み節が続いた。
当局が真に「中心市街地の活性化」を策するのであれば、ナセBA一階の市民ギャラリーを児童会館として室内遊技場にする。そして、市民ギャラリーは、お化け屋敷と化しているポポロビルに移って貰えれば、小さいお子さんへの読み聞かせとしての図書館利用と、子供の闊達な遊び場に親や祖父母が同伴し、中心市街地は今までよりは活性化するであろう。
と述べると、お役人様は「国からの補助事業を勝手に別用途に変えられない」と、出来ない理由を述べるだろうが、アルカディアの用地は用途変更して佐藤病院の進出も可能となった。ようはやる気の問題だ。
「西條天満公園利用のイベントに助成金支給」とお金をばら蒔いて人を集め、ABESAN失政のボロ隠しを公金使用で購(あがな)う事をやめ、時代を背負う子供達に投資する事を真剣に考える時だ。

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この記事へのコメント

ひどい
男女の出会いの場とか、貧困家庭が多いのかとか、ちょっと言い方ひどくないですか?確かにあの施設はいらないと思うけど、本当に勉強にいってる子供だっているはず。中川市政が思ったほど成果がでないため苛立ってます?9ヶ月たって少しも色がだせないんじゃ中川さんも思ったほどじゃないですね。がっかりです。
Posted at 12:46:38 2016/09/13 by 一市民
この記事へのコメント

逆abesanの建設用地変更を議会に諮った時、当時の市長は山村市議の質問に応えて、「今後あらゆる危険性を念頭に置いた対応策を検討しながら、情報収集集に努める」と答弁しながら、着工とほぼ同時に隠蔽していた地下埋設残地物が障害となり工事が中断しました。
此の事は当施設が無計画の元に思い付きだけで進められた事を証明しています。
用地の選定すらまともにできない、当局が建設目的とした「旧中心市街地の賑わいを取り戻す」は絵に描いた餅に過ぎません。
世情に疎い、当局ではあの施設が寂れた商店街を復活させるカンフル剤になると考えたのです。
当局が計画した施設はすべて完成しました、後は市民が如何に施設を活かして賑わいを取り戻すか、全て市民の肩に掛っています。
無駄使いの象徴のような3施設を12分に活用して賑わいを取り戻して下さい。
Posted at 14:48:46 2016/09/06 by 安藤喜十郎
この記事へのコメント

二か月過ぎたナセBAは気になるところですが?
子供達にとって夏休みは海に山にと楽しい計画もあるはずでしょうが、ナセBAを勉強の場として利用しているだけで、図書利用が少ないことは現代の象徴のような気がする。喜多方街道沿いのツタヤが9月末で閉店と聞いたが、8月、9月末で全国の老舗といわれる本屋さんの閉店も意外の多い。シャッター通りが増える傾向にあるのは事実だ。処でナセBAのむっかい側にあるアーケード付商店街の写真の中で、アーケードを支えているであろう、鉄柱は錆びているんでしょうか、それともペンキの色でしょうか。此れから冬を迎えるにあたり、大雪に十分耐えうるものなのか心配でお聞きします。大雪で潰れてからでは遅い。誰が責任あるのか、早い対策を望みたい。大沼デパートさんは何時頃閉店するのでしょうか。経営をなしていない現状からして、早い退去は誰が考えても自然ではないでしょうか。
Posted at 09:13:39 2016/09/06 by 尚山
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