インバウンド

2016/08/28 (Sun)
インバウンド「外人観光客」で良さそうなものを、最近のマスメディアは「インバウンド」と表現し、国を挙げてその誘致に懸命だが、多くの地方自治体も4年後のオリンピックでは、東京から「おらがまちへ」と策を練っているようだ。
新任の井戸副市長も、4年後のオリンピックに備えてのインバウンドの誘致が肝要との話をされているが、行政及び米沢観光コンベンション協会の取り組みは如何なものであろうか。
金沢市の名市長と評される山出保氏は、1990年から5期20年「文化によるまちづくり」に勉めて6年前に職を退いたが、その後東京~金沢間の北陸新幹線が開通すると、「城下町文化にこだわる歴史都市に、21世紀美術館・世界一美しい駅」の「山出文化のまち金沢市」が一気に花開き、脚光を浴びるようになった。
金沢市は加賀藩前田利家、米沢市は米沢藩上杉景勝を祖とし、両者とも豊臣政権の五大老の一人として、恪は互角であったが、今となっては雲泥の差となってしまった。しかし、「・・・だから米沢市は駄目だ」とネガティブ思考ではいられない。官民一体の観光行政に力を注ぐべき時にある。

流暢な日本語で、日本は憧れの国、日本人は優しい、日本で仕事をしたい、等の講演内容であったが、ベトナムを後進国として卑下する人も居るとの「くだり」には、日本人として配慮すべき事と思った。
I氏の行為がインバウンドに繋がるかは定かで無いが、本市には海外と交流の有る市民は相当数であろうから、この方々の知恵と人脈でインバウンドの誘致を計るのも一考かと思う。
しかし、音頭を取るのが現在の観光課や観光協会では心許無いので、近いうち井戸副市長と面談しようと思っている。

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