さもしい!!

2016/08/22 (Mon)
さもしい!!「さもしい」とは「心がきたなく卑(いや)しい」しい事だが、投稿にあった「おまつり広場駐車場有料化」に対し「さもしい」思いの小生である。
おまつり広場は、名が示すように「おまつり」の為の広場であって、駐車場に使用すると限定されているものではなく、市民に開放された「広場」なのだが、それをどう勘違いしたものか、成澤和音市議は駐車場の有料化を発議し、議員団は全員一致で附帯決議した。
少子高齢化問題は、どの地方自治体に取っても財政逼迫をもたらしている事から、生き残りに知恵を絞っている現況にあるが、観光行政の如何によって地域間格差が生ずる要因は大である。
「天地人」が放映された時、新潟県を訪れたが、テレビ放映の影響は大きく、それまで閑散であった観光地に多くの客が訪れた為、駐車場に苦慮する程であった。
しかし、この時とばかりに駐車料をせしめようとする県民性は見られないばかりか、テントを張り「よくぞおいで下さいました」と、無料の湯茶や漬け物で接待する地元民に「又訪れたい」との情が湧き、その話を伝えた事から、今お盆に友人は同じルートを巡り「良い旅であった」と感想を述べた。
この様に、観光客は単に風光明媚や建造物の形態にのみ感動するものでは無いことから、土地の文化(人間性)を含めての観光行政を構築する事が肝要である。
しかるに、本市の市議団は「おまつり広場の有料化」しか頭に無いが、この駐車場の利用者は上杉・松岬両神社を訪れるを目的とし、決して米沢市の努力による観光資源を観に来ているのでは無い。
よって、宗教団体の建造物を当てにして上前を撥ねようとする成澤和音市議の発議と市議団の思考に「さもしい」と思うのは、投稿に見られるように小生だけでは無いようだ。
成澤和音市議を始め市議団には上杉謙信の「義の心」を学んで貰いたい。

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