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指定管理者制度の疑問

kage

2016/08/19 (Fri)

指定管理者制度の疑問

 指定管理者制度への疑問が投稿されたが、当会も「魑魅魍魎が跋扈する(ちみもうりょうがばっこする=妖怪が、はびこること)制度と苦言を呈し、当局と掛け合ってきた。

※指定管理者制度とは
 平成15年の法改正により、従来地方自治体が行って来た業務を民間委託出来るようになったが、目的は「民間のノウハウを活用し、経費の節減を図る」とある。選定は「公募」が原則。

【ナセBAの場合】
 ナセBAの指定管理者は「随意契約」で「公益財団法人米沢上杉文化振興財団」と締結した。上杉財団の受託業務は、図書館・市民ギャラリー・駐車場の管理運営である。
 上杉財団は上杉博物館の指定管理者でもあり、この事を踏まえて昨年、当局に質した。

・選定方法は?
随意契約で行った。
・9億円(5年間)もの発注が何故随意契約か?
 一括発注の為、上杉財団以外に応募が無かった。
・何故一括発注か?
 一括発注の方が安く付く。
・安く付くとする積算資料の提示を求める?
 資料は無いが、一括発注の方が安く付くのは常識だ。
・上杉財団にはノウハウは無いのでは?
 博物館の管理運営という経験がある。
・博物館とナセBAでは目的も業務も違うではないか?
 似たようなものだ。

※疑問点Ⅰ
 「民間のノウハウを活用」とする指定管理者制度の目的を、以下の理由により上杉財団は満たしていない。
①図書館の運営実績は無い。当業務は米沢市が行って来た。
②市民ギャラリーの実績は無い。ポポロビル、大沼での当業務は「芸文協」が行って来た。
③駐車場の運営実績は無い。
④ナセBAの管理運営には、電気・機械設備(水回り)・清掃等の業務が付随し、そのノウハウが求められるが、全てに関して実績が無い。

※疑問点Ⅱ
 上杉財団へ一括発注する事により「経費の節減を図る」とする指定管理者制度の目的を満たす根拠が無い。
 
 以上のことから分かるように、ナセBAの管理運営については「何のノウハウも持ち合わせていない、ド素人の上杉財団」であるから、全て外注に頼る他は無く、投稿諸氏のような問題が発生し、責任の所在が曖昧となる弊害を引き起こす。
 そして、経費節減についても、それを裏付ける資料は無く、「何故上杉財団に一括発注したのか」という疑問が膨らみ、随意契約での9億円という業務契約となると、当然「利権絡み」の工作が有ったのではないかとの疑いが持たれる。

 上杉財団の理事には、米沢商工会議所会頭の役職名で「吉野徹氏」の名があるが、氏は「ABM」というビル管理業務会社の元社長であり、「ABM」は米沢市の指定管理者として多くの実績があり、駐車場の経営も行っている事から、ナセBAの業務を丸抱えする実力がある。
 となると、「一括発注は行政主導による、特定個人への利益誘導」との疑惑も生ずるが、当然、吉野氏は「根も葉もない」「名誉毀損」と息巻くであろう。
 そうならない為にも、当局は、安く付くとする積算資料と上杉財団への発注根拠を市民に明示し説明すべきである。

 上杉財団への発注は「議決」を得ているが、議員団はスルーで承認している事に「ABESAN行政案の追認機関」と揶揄したくなるが、これも「もう済んだ事」「騒いでいるのは、一部の市民」との海老名悟議長の弁により、議員団が問題視する事は無いであろう。

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