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オタカポッポ

kage

2016/06/27 (Mon)

オタカポッポ

 6/26「オタカポッポの民族と来歴」なるシンポジウムを聴講した。米沢市民の小生は「オタカポッポ」が如何なるものかの、ある程度の知識は持ち合わせていたが、この度の催しで認識を新たにした。
 
 オタカ=鷹、は想像が付くが「ポッポ」は「おもちゃ」の意味だと言うことを初めて知った。これまでは「ホッポ」は「ハトポッポ」「デデポッポ」の類いが語源と思っていたが、坂上田村麻呂が蝦夷成敗し、蝦夷の信仰対象の「蘇民将来」(六角柱)を米沢に伝え、その時蝦夷の言葉である「ポッポ=おもちゃ」も伝承されたという。
 このように、元々は「蘇民将来」が偶像化され、厄除けとして信仰されていた笹野彫りが、やがてその亜流として、飾り花や鷹などが作られ、特に鷹は鷹山公の名前の一字でもあり、公はオタカポッポを殖産振興の目的として力を入れたのであろう。

 伝統産業・工芸の後継者不足は、各地で見られる現象だが、当然この笹野一刀彫りでも悩みの種で、それに加えて原材料である「コシアブラ」が枯渇しようとしている悩みも有るという。そこで他県の「コシアブラ」を取り寄せてみたが、雪国のものでないと柔軟さに欠け、作品が思うように仕上がらないという。

 「コシアブラ」枯渇の原因は、市民が新芽を摘んで食することにあり、何とかならないかとの悩みを拝聴したが、伝統産業・工芸の伝承と育成の面から、行政が力を貸す事が出来ないだろうかとの思いが込み上げた。

 何度も取り上げているが、天満無人公園に3.3億円・ナセBAなる不幸施設に30億円・新道の駅に22億円と巨額の投資を行うのであれば、もっと少額で有効な公金使用が有った・・・ある筈だ。
 
 写真は、信仰対象の偶像で、左は御利益が有った事に感謝して襟巻きを差し上げるのだそうだ。 
笹野1笹野2

この記事へのコメント

kage

NHK跡地に「米澤市民芸品博物館」を建設。

観光都市米澤市を拡大するには、上杉神社周辺の見直しが必要だ。「オタカポッポ」も伝統がありますが、伝統こけし、近代こけし、米織の民芸品等、雪の多い米澤市は世界に誇れる民芸品が沢山ある。米澤来訪の方に観て頂くのも観光拡大の一つではないでしょうか。是非NHK跡地に心が穏やかになる「米澤市民芸博物館」建設を。

Posted at 11:03:50 2016/06/28 by 尚山

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