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安部三十郎『市民騙しのテクニック』

kage

2012/11/10 (Sat)

 今月10日、県と市から情報公開条例により資料を入手した事により、平和通り駐車場南側に造られる「まちなか歴史公園」用地買収に絡む、安部市長とあづま会の『市民騙しのテクニック』が浮き彫りになって来た。

 松田俊春あづま会理事長は街中に福祉施設を建設すべく平和通り駐車場と交渉を進めていた。
一方、酒井彰あづま会理事は自分が既に所有している信金東側の用地をあづま会に高く売りつけようと目論んでいたので松田氏の行為を止める必要が有った。

 松田氏は平和通り駐車場と売買の目処が付いたことから平成21年11月駐車場に隣接する土地の一部を買い入れた。
同年12月それが理事会承認無しに行われた行為として松田氏は理事長職を追われる訳だが、なんと同年2月には安部市長とあづま会某理事との間で「予算が決定したら、その土地を市が買い上げる密談」がなされていたのだ。
そして予算が承認された9月に密談は確約となった。

 そうとは知らない松田氏は、「福祉施設建設目的」で駐車場南側地権者と土地売買交渉を進めていた。

H21.02 安部市長とあづま会某理事間で、あづま会が購入した土地を市が買い      上げる密談が行われた。
H21.06 議会にて「まちなか歴史公園用地」買い上げ予算決定。
H21.09 市長、土地購入を某理事と確約する。
H21.11 そうとは知らない松田氏は駐車場隣接土地一部を購入。
H21.12 あづま会理事会にて承認無しに土地購入した事を理由に松田氏失脚す      る。

  松田氏の土地購入行為は福祉目的であるから違法性は無い。
しかし、その後にあづま会が購入した土地は定款に無い福祉目的外取引として違法で有る。
あづま会に建設予定が無くなった時点で米沢市が土地を購入すれば良いものを、法を犯してまであづま会経由で取引が行われた訳とは。

  安部市長は、あづま会が一部購入した土地を買い入れたとしても残りの土地を購入しなければ歴史公園造成は達成出来ない。
そこで「福祉目的」で地権者が納得したあづま会の契約を生かし、あづま会が購入した後の土地を市が買い入れる策に出た。

ここからが問題で有る。
 松田氏失脚後のあづま会は、市が「福祉目的外」での土地利用を知っていながら地権者に「福祉施設建設」と説明し土地購入後、転売した。
これは「隣にマンションを建てるので土地を売ってくれ」と交渉し、その後飲み屋集合ビルを建てられ迷惑を受けたとする、ヤクザや悪徳不動産屋の使う常套手段である。

  安部市長は早稲田の法科卒であることから、あづま会の土地ロンダリングが違法である事は認識していたはずで同罪であり、「まちなか歴史公園」造成に関し市民を欺いてまで進めた行為は道義的責任を問われるものであろう。

これだけでは終わらない。
 まちなか歴史公園購入に関し、米沢市会計及びあづま会会計に不自然な巨額資金の流れが情報公開資料より炙り出されてきた。

  残念ながら当会には捜査権が無い事からもう少し調査を進めたら司直の手に委ねたいと思っている。
こんな時に市会議員の協力を願いたいものだが仲間内の粛正に舞い上がる姿にその期待は薄い。

  参考に、安部市長を支援する「みんなの会」斉藤喜一会長は、道路に通じる通路の無い土地を通路3メートルと明記して取引した詐欺師不動産屋で有り、腹心の町田副市長は疑惑の六中建設入札を行った人物で、あづま会理事長は経済ヤクザ・死の商人と揶揄される人物で有る。

 老生は、このような取り巻きで進められる50億円のまちなか活性化資金の使途に強い不安を感じているのである。

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kage


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