住民訴訟事件

2016/06/16 (Thu)
住民訴訟事件小生等は安部三十郎前市長を相手取り、三件の事件を提訴して二年間戦ったが不当判決により棄却された。
当方の訴えの要旨は「当局による委員会説明に嘘・隠蔽があり、議員の錯誤による議決は無効」というものだが、司法は「議決を得た以上、公金の支出に問題は無い」との判断であった。(この判決により、小生等は「委員会は嘘つき大会であるから、議員活動として評価出来ない」として、議員報酬削減の請願を行った。)
この様に、司法界には「町人(市民)の分際で御上(行政)に物申すとは不埒なやつ」という江戸時代の思想が今でも息づき、住民訴訟事件は99.9%住民敗訴となる。
そのような司法判断が下るのなら、住民訴訟を起こす市民はいないのでは?と思われるが、小生等に続き、天童市の「蜂谷 敏」氏は「市は土地評価鑑定もせず、地主の言い値で高額な土地購入を行ったのは違法」として提訴した。
又、最上小国川ダム住民訴訟は、ダム建設の是非について住民は県と争い、続いて長井市の「今泉 義憲」氏も「市が殆ど手続きを行ったのに、不動産屋に手数料を支払ったのは違法」として提訴した。
これまで、行政訴訟と言えば「市民オンブズマン」の弁護士連位しか居なかったが、小生等の後に続き、このように市民個人による行政訴訟が増えたことは、ノーテンキな議員による議決に、例え勝訴してもビタ一文手にすることが出来無い裁判に「黙っては居られない」との心情が行動を起こさせたのであろう。
◆ノーテンキな議員による議決
市民の税である公金支出には「議決」が伴うが、米沢市議団は行政の言いなりで、内容を精査して議決に臨む事は無い。
その良い例が「ナセBA」なる不幸施設の約3千万円増額建設費を市民に持たせた件だが、調べれば山程の疑義露呈に「議員団と意見交換をしたい」と申し入れると、海老名悟議長は「建設的な意見で無いので会見を拒否する」と公文書で回答した。すかさず「何処が建設的で無いか文書で求める」と質すと「建設的で無いとは言っていない」とこれ又公文書で返答する始末である。
議長にしてこの様なノーテンキぶりであるから、議員団の能力は推して知るべしである。
小生等は、ノーテンキ市議団に『「ナセBA」なる不幸施設の増額建設費、約3千万円の公金支出は不法』として住民監査請求の準備に入り、7月初旬に提出する予定である。追ってその内容を当Webで報告するので、米沢市議団とは如何程のものかを考察し、700万円年報酬に値する言動かどうかを判断して貰いたい。

この記事へのコメント

『「ナセBA」なる不幸施設』とされていますが、不幸と断定される根拠を教えてください。お得意の財政負担額などの数字は不要です。幸福や不幸は算数ではでは決定できないので。
Posted at 19:14:11 2016/06/17 by 不幸な市民
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