議会報告会②

2016/05/24 (Tue)
議会報告会②都市再生整備計画は当初平成26年が最終であったが、当局と受注業者の策謀が功を奏し、今年3月が最終年度となった。
当該事業は「国庫補助率が40%」を謳い文句に進められた事業だが、当会の調査では34.7%に減じていることから「減じられた原因」を精査している最中である。
この事を複数の議会報告会で質すと、「34.7%は聞いていない」との議員団答弁なので、「当局は市政協議会で説明して了解を得たと言っているが」と念を押すと、「説明があった」と言い換える始末である。
この事業は総額52.7億円であるから、5.3%の減額は2.8億円に値するが、議員団には関心が無かったらしい。
高橋壽議員に至っては、「国庫補助率が40%とは当初より聞いていない」・「当局より議会への資料提示が無い」と嘯(うそぶ)く始末であるが、当該事業計画書は平成24年3月に補助率40%を明示して議員に配布され、減額については平成27年2月の市政協議会で当局説明が為されている。(当方書類所有)。
2.8億円は老朽化した市の建物が幾つか建て直せる金額であるが、このように公金の使われ方には、議員関心度は極めて低く、関心の大なるは「議員定数と報酬」に有るようで、パワーポイントを駆使して熱心に現在の「定数・報酬」が適正であるかを市民に訴える議会報告会に「議員の責務である、予算執行のチェックを行え」と声を大にしたい。
【続く】

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