第3セクター方式には「諸悪の危険性」が含まれている

2011/01/14 (Fri)
南陽市には、温泉の街にもかかわらず「ハイジアパーク」なる温泉設備付きの観光施設がある。筆頭株主がわが市の武田元県会議員であり利用されたかたも多いのではなかろうか。
財政面では毎年赤字で累積赤字は相当な頓にのぼり南陽市の多額の負担になっているようだ。
ところが、民間から”副市長”が任命した某社長の使い込みが発覚して当該施設はテンヤワンヤの訴訟騒ぎ。
金の流れを不審に思った支配人は、事務員が管理している山形銀行普通預金数冊をコピーした結果、社長の多額の使い込みが判明したことから裁判になり政変に発展した。
つまり、昨年の市長選挙では「ハイジアパーク社長とつるんでいる”副市長”がいたのでは再選はできない」として副市長を解任しての選挙だった。
以上は南陽市の実態である。と「南陽市を憂う有志の会」は怒るのだ。
あたかも自分たちの「金庫」のごとく錯覚しやすい3セクの金は、えてして悪の温床となりやすい事例である。
町田副市長は巷では「有能な市職員」だとの噂もあることだから、一方的にダメ副市長だとは考えたくもないのだが、当会が建築確認許可を出す事は米沢市にとっていかにメリットが有るかを説くにも拘わらず、不許可に固執する町田副市長に「城史苑側から貰っているのではないかと思える」とのスタッフの発言に顔色が変わった瞬間を見逃さなかったことを明確に記憶しているのだ。
公報で安部市長の「自由の風」を読んだ。 綱木開発で会津の大内宿のように観光客を呼べる施設にしたい、というものだった。
会津の大内宿は元の会津街道沿いにある寒村だが、文化庁が「建造物群保存地区」にした関係から、開発には会津復古会があたったものである。
寒村の住む人たちの説得からはじまり、数年間を要して開発に成功した名所であるが安部市長の器量では絶対になしえない綱木の開発だと思われる。
小生も会津復古会と共に大内宿の開発に苦慮した一人であるから安部市長の感覚では無理な想定だといえる。
歴史ゴッコに夢中の市長だと耳にするが、春の「歴史行列」の惨めさはどうだ、米沢の歴史祭りは宮坂・上杉鉄砲隊の大筒の発砲ぐらいしか見られる物はないではないか。 大河ドラマが終了した以上、米沢市は何を考えて客を呼ぶか。
めんめんとして今為すことを忘れた「自由の風」の論説はノーテンキ以外に市政のトップが書くことではないようだ。
シャッター地域の過疎化は全国的な風潮であるから、開発は難しいとしても、上杉の亡骸に頼りきる歴史感はいただけるものではない。
中央街の広場を市民に解放して「朝市・夕市」ようするに毎日が祭りであるような企画はできないものかどうか。
無論、春に向かっての構想で結構。行政は「市民のやる気」を阻止するような副市長では困るのだが「自由の風」を拝読し「市民のやる気」を大切にする市政であってほしいと思った。
類は類を呼ぶという。
安部・町田そろいも揃って米沢市を破綻に導く「ボケコンビ」とは許せないッ!

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