「希薄な仕事の結末は?」 大人しくなってきた県職員 「NPOおいたまサロン」④

2010/03/18 (Thu)
本会のメンバーから電話で報告があった。内容は置賜市庁にNPO担当者を尋ねて「NPOおいたまサロン」の収支報告に疑義ありと「県の担当者として収支内容を精査した上で、市民の理解を求めるネット発信であるかどうか?」を求めたものである。
はじめ担当者は「市民ごときが何を言いたいのだ」と高飛車な態度で応対に出た。この件について本会は関係する豊富な資料を持参している関係から、県職員は各NPOから報告されてきた活動および収支報告書などを精査するどころか目も通していないのがどうやら実情である事が分かる。
本会が疑義とする「おいたまサロン」の実態の説明には、県職員としての誇りなのであろうか当初は高飛車な態度ながら、本会の追求の前に次第に弱腰になり本庁の上司の意見を聞く必要があること、おきたまサロンの聞き取りを要するなどとして、一週間の時間を要求してきた。
本会は本庁の上司に対しても同じ質問を電話で40分以上も抗議と質問を繰り返したが、わかったことは「上司も市庁の担当者同様、精査は無論のこと目を通していないNPO係の織員であることがわかった」結論は本会の疑義通りだった。上司も一週間の時間を要求して電話を切った。
さて、支庁の担当者の電話内容は「もう少し時間がほしい」と、全くの弱腰の態度であった。公務員というのは「責任を回避するのが第一の使命である」したがって余計なことには手を染めない。そこで公務員の法則「休まず、遅れず働かず」が生まれた理由ではあるまいか。
本会はNPO本来のボランテア活動理念を支持するあまり、崇高な国の政策を負の理念に置き換えようとする「おいたまサロン」を県当局が弾劾する方向に舵取ることこそ、NPO本来の理念に導く手段であると信じ、本会の運動がある。
すでに提訴され両者の答弁書が弁護士によって交わされて事件である。NPO担当の市庁・本庁の職員共々「手を抜いた職務・職権」である以上、NPOの正常な発展どころか負の発展にさえ気づかない職種であることを慨嘆する。
いずれは民事訴訟での判決であるが、収支報告書に見られる改竄によって刑事問題にも発展しそうな大事件である。が、問題は県担当者の職務怠慢が表に出る要素が多い。
だからこそ、市庁・本庁担当者が今さらのごとく事の重大さに気がつき威高げな態度を捨てざるを得なくなったものであろうか。
かつて、老生は自動車税の納入期日を越してしまったことがある。担当課に電話で超過した分の利子を問い合せたことがあった。「利子はついていない」という返事だった。
さっそく払おうとしたらナント利子がついているのだ。些細なことだが老生は憤然として「職員の応対に問題がある。今日は支払わずに帰るから課長に自宅に集金にこいッ!言いたいことがある」。
日頃、公務員の態度をよしとしない老生は憤然と大声で言ってのけた。 課内は一瞬静まりかえり、電話に出た職員の動向を伺っている雰囲気だった。
しばらくして職員の一人が立ち上がり「電話に出たのは私です。すみませんでした」という。「ならば利子分は君が払えッ」。
課の雰囲気は異常だった。普通なら上司が出てきて部下の手違いを詫びるものだが、知らぬ存ぜぬの態度は県職員の責任の回避なのであるか?

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