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オルセー美術館展:ウィーン国立歌劇場からの「カルメン」等など

kage

2009/09/10 (Thu)

 今朝の報道によると「オルセー美術館展」として装飾芸術アールヌーヴーォーその華麗な世界を紹介する「オルセー美術館展:パリのアールヌーヴーォー」が12日から東京世田谷美術館で開かれる。
ガレ、ギマール、マジョレルといった有名作家にとどまらず当時は彼らと匹敵する存在だった人々の珠玉の作品が紹介されるとある。

 老生は数十年前、諏訪市のガラス工芸美術館で数点のアールヌーヴーォーの作品に触れたが驚愕の感激はいまもって忘れることがない。よき時代になったものだ。

  今月に入ってウィーン国立歌劇場からの「カルメン」のDVDが各書店から発売された。値段は990円だ。早速購入してその中身の濃さに驚いた。
数十年も前のことだ。テレビがようやく富裕層に入った頃だ。イタリア歌劇団が日本公演を行なった折りのテレビ中継で鑑賞したことがあって以来、本格的なオペラに遭遇したことがなかった。
イタリアオペラは、キチンとして劇場がないところでの中継であったのだが、それなりに狂気して感動したものであった。

 日本には本格的なオペラ劇場はない。宝塚劇場がオペラハウスだと錯覚してはならない。ダイヤモンドとガラス玉の違いがあるからだ。
書店では「米沢にオペラに趣味を持った人などいないのでしょうね」と半ばあきらめ顔で店に立っている。
その夜、DVDを回してウィーン国立歌劇場の観客と酒落こんだ。イタリアオペラのテレビ中継は白黒テレビだったが、DVDに収録されたカルメンはカラー盤だからオペラ劇場の雰囲気や観客のマナーなどからさながらウィーの国立歌劇場の一観客となったような錯覚で2時間なんなんの公演に接する幸せを甘受できたものだ。
 さっそく翌朝、オペラ好きな2人の女性に購入するよう勧めた。隔週火曜日の発売だから、9月15日が「椿姫」の発売。以後「魔笛」「蝶々夫人」「アイーダ」「フィガロの結婚」「ラ・ボェーム」と続く。2巻目からは1990円。楽しみがつづきそうだ。
 鑑賞は申し訳ないが老生の寝室であるから正装してのオペラ鑑賞というわけにはいかないが、あこがれのウィーン国立歌劇場からの出前鑑賞となっている。舞台には数百人の登場人物による合唱、場にはウィーン少年合唱隊も出る。
夢であっても現地でのオペラ鑑賞は不可能な老生に与えてくれたDVDでの観劇はまことに有り難ききわみだ。

 音楽好きな親友は「生の音楽に触れることはしない」料金の高額さに抵抗するのだが、鑑賞する金があったらレコードを買う人だ。
彼はいう生の音楽とくにオーケストラは観せる音楽だ。レコーデングに際しては最高の音を求める演奏家たちが可能なかぎり何度でも繰り返し演奏して作り上げるものだから完成度が高いのだよ」という。
その妹は世界4大テナーを聞くため4万円也のB席を買って武道館に出掛けた。おめあてのテナーは豆粒大の大きさで慨嘆しながらCDを買って帰宅した。
臨床感は求められなくとも、テレビの前が特等席てあることを頭に入れることも大事なことだろう。特に相撲の観覧などはよい例だろう。


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