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南原方面の臭気地帯を見聞して思うこと。

kage

2009/08/22 (Sat)

  市民の多くが迷惑している南原地区から発生している二ケ所の臭気発生元を本会会員とともに尋ねてみた。

  旧ニッセキエ場内に南陽市から移住して操業している「堆肥生産工場」と、もともと市街地で養豚を営み、周辺住居者から臭気に悩む苦情から米沢市は移転先を考慮し、南原地区東北電力変電所奥に適当地と思われる場所に移転してから十数年が経過する。
  養豚業者は養豚業の適地として市担当課長調べによると現在7000頭の豚を飼育しているという。
 数棟の豚舎は整然と並び窓という窓には臭気防止のためであろうビニールで目張りしてある。不思議なことに現地での臭気は市内に流れてくる臭気とは比較にならないほど異質な臭気であり臭気の量が異なるようだ。
  顔を見合わせて不思議さを体感したが、帰りがけのわずか数百メートル離れた付近になると、まどうなき糞尿独特の臭気が鼻をついてくるのだ。
理屈はさだかでないが豚舎を離れたところから臭気が鼻をつんざくのである。
  付近には一般住宅もある。毎日の臭気にどのような暮らしの対策をとられているのであるか。夜に近いこともあって付近住民たちのコメントを聞くことはなかったが、臭気対策については 「忍」の一宇で諦めムードであるのだろうか。

  養豚舎からの臭気とは異質である「堆肥生産業工場」が出す臭気には心底驚いた。県の指導によって臭気緩和設備として一本のエントツが工場東側に立っているが、臭気対策に役立っているとは考えても考えにくい。
  周囲には老人ホームもあってどのような工夫がなされているのであるか。老人ホームがあることを承知で操業を企画した会社とは如何なる会社であろうか。

 臭気で市民の顰蹙をかっている二業者に市民たちの苦情は米沢市の担当課に向けて続出する。担当課長に直接電話で聞いてみた。
  臭気防止条令があればですが、以前の白河市や現在の岩沼市の製紙工場から排出されるアンモニアの臭気には市民を悩ましつづけている現実がある。
  臭気は義豚舎から出る量と異質なものがある。これを規制する法律はないのであろうから市が住民と業者のはざまにあって苦慮するだけなのであろうが、だからといって市民の生活が臭気によって脅かされていることに無策でいられるはずがない。

 そこで業者に企業努力を求めるほかに手段はないようだ。義豚舎は市の要請に答えるべく努力はしているものの、平田牧場のような億単位の初期投資も出来ずして連日の臭気対策に要する費用の捻出は不可能だとする畜産業者の弁である。
  畜産業の振興は米沢市の一大事業であることに異論はないが、臭気に悩まされずにトンカツを食べられる日を待ち望むのは消費者の勝手な論理と言うのであろうか。


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kage


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