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65才以上の高齢者は働くこと以外に能はないのであるか?

kage

2009/07/28 (Tue)

 衆議院解散の翌日は暗黒の皆既日蝕、暗黒の太陽が日本列島に梅雨末期の梅雨前線を刺激したのであるか。九州地方を襲った豪雨は想像を絶する雨量となって大惨事を起こしている。当地も雷まじりの長雨がつづき昭和42年の悪夢を思い出す。

 老生の住まいは幸いも「雪害はあっても他にみられるような災害は皆無だ」と、生前母親が語っていたが、誠に有り難い場所にある。雨足の切れにスダレ越しにのぞくアメリカ芙蓉の大輪が花を咲かせはじめているが、今年の開花は遅れているようだ。
  拙宅前の市道は車の入れない作場道で、老若男女の散歩道になっていて時折バイクが通るぐらいで不慮の事態が起りえるとすれば、飛行物体の墜落が精々であろうか。
早朝から四十雀が囀り、生まれたばかりのカラス親子の鳴声が少々煩いぐらいで緑いっぱいの環境と静けさに恵まれている。

 天気がよくないので終日、読書とテレビ三昧の毎日を送っているのだが「65才以上の高齢者は働くこと以外に能がないのだ」と宣う麻生首相の演説にはいささか食傷気味だとはいえ、わが国のトップが言う言葉かと阿呆らしく怒る気もおこらない。
こんな感覚の首相であるから「官僚政治」に先手をとられ「官僚改革」などは絵空事であることは否めない。昔から「予算の分捕りが権力の拡大に繋がる」ことを承知の上で日本政治が成立してきた。いずれの政治家も官僚より頭脳の程度が低いという証左なのである。

 政権交替を標榜する野党側は官僚主導の無駄使いを廃し「官僚離れの政治」を実現するとしながら「高齢者云々」という言葉が飛び出してくるのは本音であるか。たしかに戦中戦後を生きてきた世代ではある。
生き残った世代が崩落した日本を再生してきたに違いはない。再生しなかったのは「戦後教育」と「民主主義の権利と義務」と「国家意識」である。

 米沢議場に六十年ぶりに「国旗」が掲揚されるという。遅かりし内蔵助であるが、ようやく市議たちにも国家意識が生まれたのはメデタイ。
  斯様に政治に携わる人間にも「国家意識」に乏しかったといえよう。市民を代表する市議にしてすら足元に気づかないのであるから、国民を代表する選良たちに国家意識の高揚を望むべくもないのであるか。
  政治は「国家意識」を根強く国民全体に浸透させることによって「日本人教育」が復活し、日々増大する諸犯罪からの削減が望めるのではあるまいか。
日本の歴史教育の最大の欠陥は「明治維新から現代」を活用すべきであると思う。今まで時間切れだとして「明治維新」を教えてこないきらいがある。

  日本人がなによりも国家意識を脳裏に刻みこむためには「近代日本に目覚めた明治維新」が最重要な教育であろう。国家のために命を投げ出した日本人がいることも、罪状をもろともにせず大成した怪しい人物がいることも含めて歴史が青年たちの国家意識を高めるのであろう。
雨の降る神宮外苑を鉄砲肩に兵地に赴くべく行進を続ける大学生の姿らの進軍をさえぎって「これは死の行進だッ!」と、大手を広げて阻止しようとした大学教授が一人もいなかった事実に思いをいだくとき老生は兵地で散った彼らに限りなく愛惜の念を禁じえないのだ。
 国家意識の高揚は時として過ちを犯すものだが、歴史を紐解くかぎり新らたな国家意識が誕生するはずだ。


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