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南陽市政に申し上げたき儀是れあり。(その1)

kage

2009/06/25 (Thu)

 「温泉」と「ぶとう」の街・南陽市といえば山紫水明に富んだ山間に湯煙の立つ情緒豊か小邑であった。町中には住民に向けた数軒の湯処があり、文字どおり「湯」を求めて集いあう憩いの町であった。
 湯量豊かな温泉町に先々代南陽市長の声懸けで「ハイジアパーク」なる日帰り温泉施設が、旧赤湯市内を眺望できる山腹に第3セクター方式で建設された。今では各地で評判の「クワハウス」や「健康ランド」といった「湯に憩いを求める」施設の先駆けというものであった。巨額な建設費に比して入館客が少なく毎年つづく施設の赤字を南陽市が埋めてきた経過がある。

 施設の運営方には南陽市のトップが兼任していたが、新に会社組織にして進展を図るべく町内の有力者を社長に依頼、「新制ハイジアパーク」が出発した。期待の総支配人には山形市のグランドホテルに勤務する同地区の人物を要請しこれにあてた。
体制も整い一部修理改装も済んでの船出だった。が、肝心の営業成績がトンと上がらず「決算は多額の赤字財政」であった。「このままでは行政に報告するわけには行かない」として苦慮する役員たちだった。
  萎縮する職員が総支配人に「社長命令の支払いに疑問がありすぎる」と告げる。「まさか? 社長が」と、疑いつつも経理職員らの疑問点を社長に告げた。
そこで社長は町の居酒屋に総支配人を呼び出し「経営不振の責任をお前が取れ!」とばかりに「お前はクビだ。出社に及ばない」と、一方的に解雇を言い放った。
  驚いた総支配人は家族と相談、職員の訴えを正当化するため閉館後の事務所に入りハイジアパークの預金通帳をコピーし、精査するうちに社長の命令で支払わされた項目と金額の合計を算出して、社長により解雇された理不尽さを社会に訴えるべく山形地裁に提訴する一方、預金通帳から明らかに使途不明金を拾いだしその総額が3千万円を越える金額はハイジアパーク社長の「使い込み横領」だとして南陽市内に宣伝。
  これに驚いた南陽市政と議会はこれを追求することをせず「当該社長の横領だと市内に広く宣伝したこと」によって総支配人を山形地裁に「名誉棄損で提訴し500万円也の弁償金を請求」して提訴。今月19日が第1回の裁判となっている。

 一方、議会では「使い込み・横領」の事実を明らかにせよと行政側に迫ったものの副市長が質問に答えて「事実無根」と答弁して議会は一件落着の構えに質問議員も納得するという無様で体たらくな議会であり議員なのである。
  裁判の判決によっては南陽市政はガタガタになることは受け合い。もとより業者との癒着があからさまの市政である。司直が動かない町でもある。こんどの法廷は民事でなく行政側の副市長が提訴した「名誉棄損の刑事訴訟」である。マスコミの視点を直視することが肝心であり「南陽市政の溜りに溜まったウミが市民の面前に開示される日」は間もなくである。

 さて、解雇された総支配人は判決によって「復職と200万円強の給与の支払い」を獲得、今月8日に出社したが、待ち構えていたかのようにして当該社長が口を開いた「当社の就業規則13条には、60歳定年制がうたってある。したがって本日をもって定年退職とする」
  これに答えて総支配人は「総支配人に定年退職はないものと考えている。総支配人は役員であると考えている。また、総支配人が役員でなく定年退職に抵触するものであれば、要請によったとしても勤務する意志はなかった」と返して今日がある。
  さて、一方的な解雇によって、社長の使途不明金3千万円強とそれを広く宣伝したかどによって副市長が地裁に提訴した「名誉棄損と500万円の弁償金」の裁判のゆくえは南陽市政の命脈を弾劾することになるであろう。


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