鳴呼!わが国は何時から喫煙者受難国家に成りえたか?!

2009/02/27 (Fri)
列車の旅の醍醐味は、車窓に流れる移り行く風景を紫煙にたくしながら癒される時間を楽しむことであった。今では車窓を楽しむどころか終着駅までフテ寝して過ごすという有様。ごく最近までは喫煙車両が連結されていたから多少の不満は解消されていた。が、現在のような「喫煙者極悪人」的な扱いには、政治の貧困以上に怒りを感じる。
老生はパイプ煙草を愛用しているせいかシガレットの不味さがわかる。紙巻きタバコの弊害はダイオキシンを発生させるからだという説もあるが、パイプ煙草にはそれがない。
以前、新橋駅前に専売公社の宣伝塔があった。書かれていた標語は「今日も元気だ!タバコがうまい!」
いたずらで「タバコがうまい」の「が」の濁点が消されたのだ。結果は「タバコかうまい」と読ませて失笑をかうことになったが、専売公社は「笑いをさそうラクガキの傑作」として感心しきりだったという。
政治や制度にも粋なはからいというものがあっていいと思うのだが、東京都は別格でやかましい。歩行者禁煙は無論のこと、レストランや食堂でも禁煙希望者は別席に隔離されるという始末だ。ただひとつ歩行禁煙者にとって救われるのは禁煙喫茶店だ。コーヒーの料金が500円だった銀座ど真ん中の喫茶店はコーヒーが150円となり喫煙者の便宜を図っている。
東京駅の待合所に隣接する喫煙所やプラットホームに設置されている喫煙所はお盆の墓参りのような煙小屋だが、よく見ると強制煙排除器で外気に放出しているのであるから矛盾はおびただしい。
数年前、シンガポールを訪れた際、タバコのポイ捨てを禁止して即罰金制度が施行されていたが、路上禁煙令はなかったが今はどうであろうか。
「タバコは健康を阻害するから外で吸ってッ!」と、わが家の老妻でさえも孫を養護して厳しい態度で迫る。娘の婿殿は雪の日も戸外でタバコを吸っている始末だ。老生は書斎に逃げ込んで紫煙をくゆらせることと、寝室が老生の憩いの場所で残されている。が、家族との対話する時間は少なくなってくる。
男には「酒宴でくゆらすタバコが憩いの時間でもあった」今では朝起きがけの一服や仕事はじめの一服などは許されない国になってきつつある。女権の横暴と男権の失墜だと老生は悪癖を怒る。
禁煙運動の元祖はアメリ力である。原爆実験をわが国に投下して成功したといって喜んだ国である。禁酒令で失敗し実態のないローン経済で破綻寸前の国家である。
防衛力をもたないわが国の安全を米国に依存している国家であるかぎり北朝鮮からの脅威から免れないでいる。ガキ大将の庇護を受けるために貢ぎ物をするひ弱なガキ時代を思いだす。なんたる腰抜け政治家供。
【問い合わせに】
県知事に落選した斎藤氏は南陽市の佐藤病院に非常勤勤務となっているが、問い合わせのような「自民党から衆議院に出馬するのでは?」とのニュースは入っていない。自民党県連では擁立する候補者を選定しているので今更候補者の変更はありえないと考えるのが常識だと考えますが。

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