山形県知事選・鬼のかわら版[2]

2008/12/29 (Mon)
「苦難の時に動揺しないこと。これは真に称賛すべき卓越した人物の証拠である」(ベートーベン)「不可能は小心者の幻影であり、卑怯者の逃避所である」(ナポレオン)
一仕官から身を起こし、ついに皇帝に昇り詰めたナポレオンにはまた「余の辞書に不可能という文字はない」との名言がある。
「投票は弾丸より強い」と言ったのは第16代米国大続領リンカーンだ。かのゲティスバークでの演説で「人民の、人民による、人民のための政治」という有名なことばを残した。 自由に投票権を行使できる国民は自分の意志を表明でき、望ましくない政府は排除できるのである。
以上は人物を表して大人物といい小人物という。
本会にある支持母体の長から投書が入ってきた。内容は山形ビックウイングで開かれた「吉村美栄子氏の決起集会」に肝心の民主党連会長の近藤洋介氏が出席しなかったことで近藤氏の真意を疑う文言で埋められている。
そのわけは某有力事業所から近藤氏が政治献金を受けているからだとまことしやかに書かれている。 朝日新聞の報道では近藤氏の考え方を以下のように書いている。
「斎藤県政には反対だが、個人として吉村を全面支援すれば次期選挙(近藤の)で斎藤知事支援者の票が逃げてしまう」とあいまいな態度を説明するのは民主党県連役員の見方だとしている。
近藤は今まで民主党の比例代表で代議士になった男だ。いわば天敵の遠藤武彦の引退表明によって「政権交替のかかった絶対落とせない一戦」と位置づけ「個人が勝手連的に支援する形」と述べるにとどまったとある。
これは近藤個人の保全策のなにものでもなく所属する党の県連会長の立場にある者の考えることではあるまい。
ナポレオンの言葉によれば語気強く「卑怯者ッ近藤!」となろうであろう。 このように大同につけない議員がいくらいても日本のためにはならない。このような弱腰の県連会長を抱えての知事戦では、選挙後にはじまる近藤の選挙は「裏切り者、近藤ッ!」の謗りはまぬがれるものではあるまい。
「世の中は澄むと濁ると大違い、刷毛に毛があり、ハゲに毛はなし」である。澄んだ心の持ち主は刷毛に毛があるように、世も中で役に立つが、毛もないハゲは駆逐されるだけだの例えだ。
エンタケには一本の毛もなく汚れたまま失脚する。が、近藤にみる自己本位の保身術のある人物に日本の政治を任せるわけにはゆくまい。
「名誉心は高潔なる心の最後の弱点である」(ミルトン・イギリスの詩人)
近藤民主党県連会長に告ぐ。
民衆にへつらうことは、お偉方にへつらうこと以上に卑劣で汚いことである」(ペギー・フランスの思想家)
近藤ッ!墓穴を掘るような思い上りは許せるものではないッ!

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