議員の資質に期待する--今こそ「貧者の一灯」を

2008/12/19 (Fri)
未曾有の世界的大不況の最中、米沢市議会12月定例会は市長提案の「特別職および一般職員の期末手当支給率5%を引き上げる内容」の案件は18日否決された。東北有数の出荷率を誇る八幡原工業団地にも大型のリストラ風が吹きまくっている。報道では600名にのぼるリストラによって、この冬空に向かって失業者がドンと出ることになる。
市は失業者のうち450名ほどを市の臨時職員として道路補填工事や雪祭り誘導整理係などとして短期間採用することに決定したが、「職員の期末手当ての引き上げ」については市民感情を「逆撫でする議案」だとして議会が真っ二つに割れた。
議会最終日の18日になって「賛成議員になだれ現象」がおこって否決された。安部三十郎市長は賛成議員を求めて電話による議員の一本釣りを試みたものの採決の結果は否決されることになった。
市民は「社会情勢から議会否決は当然の倫理感によるもの、否決によって議会を少しは信頼できるようになった」という市民の声も聞こえる。
そこで本会は市民の要望により「手当て引き上げ」に賛成した議員の名前を公表することにした。
十分に精査した上での議員名の公表である。
■小久保 広信(団体役員) ■高橋 寿(共産党・安部市長の実弟)
■白根沢 澄子(共産党。党役員) ■佐藤 ひさし(獣医師)
■ 木村 政信(無職) ■高橋 義和(無職)
■ 我妻 徳雄(会社員・求職中) ■ 加藤 喜工門(農業)
公務員の給与体系と地元企業従事社員給与体系を比較すると、現実に大きな格差が見られる。
これを市民感情の文言から、公務員は恵まれた環境で暮らしているのだから、不況の時期には「貧者の一灯」をと暖かい心根を持ち続けてほしい。

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