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世界的な水不足が原因で、野菜・穀物・食料飢饉は目の前に迫っている!

kage

2008/03/13 (Thu)

 豊穣な社会が一変して「世界的な水不足による食料飢饉」が目前に迫っているという報道に接した。
 「中国ギョーザ」が問題になったわが國では一斉に中国食品の拒否反応が広がり、中國側の主要国向け輸出検査が強化されて、野菜不足が暫時発生することがわかっている。

  野菜不足が暫時ならばわが國の消費者が助かるであろうが、不足期間が暫時であろうか。 中国の日本に対する報復手段はないのであろうか。政府の外交に任せておいて良いのだろうか。

 63年前、敗戦によって総国民が飢餓状態に瀕したことは忘れないとしても団塊の世代にはその経験が希薄である。
  野菜、穀物不足の原因は「世界的な水不足が原因」だという。言われてみれば穀物・野菜を生育させるには「水」が不可欠であることに気がつかされた。
  豊富な水資源に恵まれて育った老生らである。まさか「水資源の枯渇によって食料飢饉が目の前に迫っている」とは思い至らなかったものである。
  地球の青さは海水によるもので、淡水の割合は海水に比して取るに足らない微量なものであることも知らされた。

  水資源に限りあるとはいえ、わが國は稲作国家であり農産業を一次産業とされてきた。が、敗戦を契機として農産業立国は国策によって、農産物輸入国となってしまった。
 「作る農業より買い入れる農作物の方が安い」を合い言葉に国民の意識は国産農作物から離れる結果となった。が、近年では中国の農薬汚染被害から避けるようにして地元の新鮮野菜に目を向ける傾向になってきたものの、中国野菜の安価さに目を逸らしたわけではない。

  ここにきて中国食品に寄せる国民の関心事が中国否定ともなれば、中国側もそのプライドから日本への輸出に手ごころを加えてくるかも知れない。
 そうなれば日本の食料危機が始まるのは必至となる。食料自給率39%といわれるわが國である。地下資源も輝く地上で産する食料政策の大失政がわが國の奢りを露呈する証左ではあるまいか。

  自動車や弱電産業がわが國の財政を豊かにする産業であったとしても、国家の基本は国民の食料自給率が100%であることに帰する。
 「食わねど武士の高揚子」の時代はとうに過ぎた。まず「食足りて礼節を知る」の時代である。 「食足りて食料放棄の現代」は夢また夢の幻の時代となるであろう。

 63年前の東京大空襲で無差別爆撃によって10万人の日本人が殺され、広島、長崎では数知れぬ大量虐殺が戦勝國アメリカによって行なわれた。が、飢えにあえぐ日本国民は米軍兵士がもつチョコレートやチューインガムに群がり、駐屯地の日本人ボーイたちに憧れをもった。

 脱脂ミルクとコッペパンの給食は日本人の米食離れを即し、政府の食料増産計画は頓挫する。 そして日本人は再び食料不足から食料危機を向えようとしている。

  夜中に見た恐ろしい番組だった。が、冷静に考えてみれば「水の枯渇」によって作物どころか生物の命運も断たれようとしているのだ。
 水不足が心配される北京オリンピックどころではない。せめて時代は海水を真水に変える時代となったのではあるまいか。

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kage


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