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南陽市の産業廃棄物埋没問題・最高裁判所へ

kage

2008/03/06 (Thu)

 南陽市の土地開発公社が造成して売り出した「西工業団地」訴訟問題、二審による判決は予想に反して公社側勝利の逆転判決となった。

 間髪を入れず敗訴判決を不服として建設会社は最高裁判所に上告の構えで準備を進めているが、上告と同時に「敗訴の主因」となった「東京ジオ・システム」の奥山代表取締役を「作為ある虚偽の報告」がなされたとして山形地裁に提訴することになった。

 東京ジオ・システム社は南陽市土地開発公社の依頼を受け、当該建設会社が申し立てた廃棄物埋没地のボーリングによる地質およびN値等の裁判調書を作成した会社である。

 問題は東京ジオ・システム社が作成した調書に著しい「偽装があった」として、二審判決に影響するものがあったとして提訴に及んだものだ。
  二審判決前に建設会社は偽装があったとして2月4日付けの内容証明便によって当該システム会社に「要請書」を送付している。
 要請書の内容は「土地開発公社の代理人細谷伸夫弁護士の指示のもと、係争中の4箇所のボーリングを行い「N値調査を行い、地盤調査報告書及びその他証拠資料」を作成提出したが、当方において改めて貴社ボーリング地点と同一地点を掘削ならびにN値調査を行なった結果、下記の様な相違点が発覚した。

①土厚の相違
②色調の相違
③ボーリングポイントの相違とコア写真との相違
④巨大コンクリート層の不記載と形状の相違
⑤現場写真の不存在
⑥N値8を3に変更
⑦産業廃棄物埋設の事実の不記載

 以上の提出不記載による調書は地盤調査は地盤調査業務の範囲を明らかに逸脱した記載は、先の報告書類と種々の疑問点および矛盾点が生じている。
 これらは当方の判断では「虚偽の報告」とみなざるを得ないものである。 として東京ジオ・システム社に返答を求めている。

 これに対して東京ジオ・システム社は「当社では裁判所に提出された調書は裁判所から聞くことはできないので、必要であれば当該建設会社側が裁判所から聞いてくれ」という返答だった。
 そこで建設会社側は東京ジオ・システム社を相手どり改竄された調書を「疑義調書」を作成し、公社側が優利になるよう画策した。との訴えを建設会社側が損害賠償を求めて山形地裁に訴えたものである。

 長期にわたるであろう本訴訟に及んだ建設会社の本位には「人間のプライド」があった。-審の判決による「公社理事長の和解申し出」に不本意ながら応じる態度を見せた建設会社の足元につけこんだ、公社理事長の和解反古によって建設会社は窮地に追い込まれ、現在は操業停止という状態。

 行政と争うことは万々不利を承知の抗争である。裁判費用の調達、操業中の生活費等など苦労は重々承知の上であろうが、それでも正義を貫こうとするものは何か?社長は言下に「人間のプライドだ」と吐き出すよう答える。

 公社側はいかなる提訴にも「市民の税金で対応できる」ものだ。生活苦の心配もない。裁判が長引けば不利になるのは民間の建設会社だけに限定される。
  公社側は事件を顧問弁護士に依頼するだけで済み、裁判費用は請求されるだけ市の歳出から払えば済む。
  経済的な事情が介在する以上、庶民が行政相手に裁判を続行するのは平等でない。しかも裁判を維持する弁護士としての本音は「裁判費用に問題のない行政の依頼」だとすれば裁判の長期化は弁護士のドル箱的存在となる。
  民間人が行政相手に裁判を起こすことの恐ろしさは「費用と裁判の長期化」にあるのが本音であるようだ。

 老生自身も山形地裁で某社を相手に原告として抗争をつづけているが、某社は法廷代理人として弁護士を立ててきた。
 法曹界の事情を熟知すべき立場にない老生に対して、最終弁論日が決まり結審間際になって「和解の提案」を速達で送ってきた。
 和解内容を承知したので法廷での審議が「和解室」に移された。ところが当方が和解を承知したとみるや弁護人は「和解内容を拒否する」文言をもって再び法廷での抗争となっている。

 老生は「いったん書面で和解を求めながら、当方が和解を承知したとみるやそれを反古にして恥じない法曹界の常識は理解できない。一般社会通念では承知できないものだ」と弁護士を一喝した。
  裁判官は言葉少なく「相手が反古にするというのであれば、再び本法廷に戻す。そこで陳述書を裁判所に提出してください」
  そこで一審の判決を待つことになるのだが、相手の弁護士が老生に言った文言「弁護士を頼みなさいよ」。
 老生は弁護士の言葉に「お前のような約束事を反古にするのが弁護士であるなら弁護士は不要だ。法律は特定の者だけのものではない。国民のものですよ弁護士さん」。侮蔑をこめて言つい放った老生である。

 国家資格をもった人間像の威張りには閉口するのが庶民であり、要求に対してはどのようなことにでも応じなければならない庶民の救済方法はわが国には無い。
  人間の正義がこうした裁判の長期化と弁護士らの事情によって行なわれている現状に国民は目を瞑ることはやめよう。

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kage


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