置広余熱利用施設建設一巷に流れるグレーな裏話とは ①

2008/03/05 (Wed)
千代田クリーンセンターは言わずと知れた「ゴミ焼却施設」で、それは高畠町にある。クリーンセンター建設地に際して、相手がゴミ焼却炉であることからどの町も設置場所については二の足を踏む過程があった。
そこで設置場所に最適だとされる高畠地区内の現在地が有力候補にあげられた。
建設場所の同意を高畠町に求める代償として「余熱利用の健康施設をつくる」という高畠町との約束が締結されていた。
千代田クリーンセンターに焼却炉を納めた会社は「株式会社タクマ」だった。
高畠町との了承によって建設場所がきまり米沢市の金子建設が工事を請け負った。
さて、グレーな問題がこうした仕組みから起きてくる。
話変わって米沢市梁沢地区に建設を目論み住民との間で物議を醸し出している「森崎興行」なる産業廃棄物終末処理会社がある。
米沢市役所OBを社長に仕立て県からの設置許可を得るまではよかったが、工事代金20億の目処がつかない森崎興行だった。
森崎興行のメーンバンクである荘内銀行は会社の現況を勘案して20億円の資金を出す条件として「金子建設社長を株主として森崎興行に参加させること。
および千代田クリーンセンターに焼却炉を設置した株式会社タクマを株主に迎えること」がバンク側の条件であった。
バンク側から最初の融資が6億円あったが、内5億円は某関連会社の負債に消えた。
残り1億円が森崎興行の運転資金だったと言われている。
問題の20億円にのぼる工事費用は、周囲地元住民らによる「廃棄物処理場反対運動」によって工事のメドがつかないでいるのだ。
工事の見通しがつかないまま「株式会社タクマ」との約束を反古にしているのが現状なのだ。
時の米沢市長はタクマを株主に参加させる条件として「千代田から排出される余熱利用の施設を御社に請け負わせる」という裏取引きがなされていたのだ。
そのような経緯から、優柔不断で定評のある安部三十郎市長がいつになく「やるッ!」と言い切っているところに風評が色めきだしてきたというわけだ。
タクマとの仲介人は元米沢市長の高橋であり、助役に後を任せる意味で大久保市長を画策したが、大久保が落選するや高橋の野望は崩れ去った。
今般の安部市長の勇断からして、「タクマとの約束がまだ生きている」
これに目をつけ安部市長に「やるッ!」と言明させた人物はだれだ。
健康施設いえ大工事なることは間違いない。
当然ながら夕クマ側の利益も大きい、しかも競争企業もなく随意契約であろう。
したがってグレーゾーンの分け前は誰の懐に消えるのであろうか。
以上は下衆のかんぐりと言えなくもないが、巷に風評が流れていることは事実だ。
次回は風評にあがった想定できる人物の名前をあげてみよう。

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