第四中学校の父兄からの投書―――補習事業に問題はないか?

2008/01/24 (Thu)
第四中学校では今期高校受験希望者に独自の「受験者用補習授業」を行なっているがその授業内容に父兄から問題が提起されている。補習授業の内容をみると放課後に行なわれているらしいが、補習時間割りでは、15分間は先生が授業に立合い、残りの35分間は生徒同士の「教え合い」の時間となっている。
父兄はたった15分間の先生立合授業で「残りの35分間」は生徒同士の教え合いでは時間が無駄ではないかという意見である。
学校長はとかくパフォ-マンスに過ぎる傾向のある人だけに、15分間の先生による補習では学力の向上はのぞめなく意味のないことだと父兄は不満を洩らすのだ。
ならば、35分間の補習を止めて、塾に行く生徒に無駄だと思われる時間を活用させた方が良いという意見だが学校側はどう応えるものであろうか。
生徒同士の教え合いプリントは受験に役立つものだとは思えないこと。まして冬場であり帰宅時間が5:00~6:00では家庭的にも心配だし、むしろ無駄だと思われる。時間を切り上げて「健康に留意して家庭で勉強するように」と指導されるのが本来すべき指導ではあるまいか。
こんなに生徒を補習という名で縛りつけ時間の無駄使いをしているという感慨は父兄側にはあるようだ。
補習は強制的にすべきものでなく、生徒や家庭に任せるべきだという意見のようだ。いうなれば補習という形はあるにしても実質的に15分間の先生立合いだけの補習では補習効果はあがらないものだと断じている意見だ。
投書の最後に「先生方は何を考えているのだろうか?」という疑問すら父兄にはあるようだ。
かつて老生も補習時間に出たものだが、補習時間には先生方も真面目でことのほか熱の入った授業であったことを申し伝えておく。

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