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議員報酬は日当性に―――波紋おきる矢祭町議会(福島県)

kage

2008/01/14 (Mon)

 昨年、福島県矢祭町の議員による提案「議員報酬を日当性にする」という提案が議員多数で採決されたことがニュースとなって全国に流された。提案議員は山林の仕事をなりわいとする材木会社の社長だ。それまでの矢祭町議員の報酬は年間320万円無論ボーナスも含めた報酬だった。

 矢祭町は市町村合併を行なわないと宣言した町でもある。そこで町単独での行政を維持するためには議員報酬の削減も止む無しと、議員報酬を削減する提案をおこなったわけだ。
 その提案とは議員日当性の実施方であった。 議員数10名のうち8名の議員が日当性に賛成、議会を通った。
 今朝の報道番組を見ていると、日当性に反対する議員が出てさらなる物議を醸し出す結果となっている。議員が議会に召集されるのは年間30日程度だ。それに年間320万円の支出はあたらないとする意見と、日当1日3万円の割合では年間議員報酬は90万円では生活ができず議員は金持ちにしかできないという意見である。が、一方賛成議員は報酬の額に関係なく「町を良くしようとする若者」の出馬があるはずだ。という二つの意見があるようで今後の成り行きが注目されている。

 さて、わが市の場合を考えてみた時、はたして米沢市議会議員たちは多額の報酬に見合った議会活動を行なっているのであろうか。はなはだ疑問に思うことがある。議員になって何年間も一般質問をしたことのない議員もいると聞く。老生もときたま議会を傍聴することがあるが、中には意味不明な議員質問もあって、答弁する当局側の答弁も歯切れの悪いものが延々とつづいて時間切れということで、聞いている市民の方が消化不良のまま帰ってくるという場面も多いものだ。
 議員の質問とは「内容が切実で、伝える話術が的確」でなければ意味がないものであるから質問議員は「他人に伝える技術」をマスターすることと、答弁する当局側は原稿を読み上げるだけでは人に伝わらないということ、まて「言葉をはっきりなまらないこと」が最低の技術であろう。それが仕事であるからだ。

 さて、矢祭町の議員日当性はどうだろうか? 全国でもはじめての議員提案である 日当性は永田町の議員にとっては地殻変動ともいうべき変革であろうから、全国に波及することはどんなことをしても「食い止めたい問題」であろうから、矢祭町の議員日当性は-大波乱を巻きおこすことは必死だと老生は考える。
 日当性を実施しながら、議員活動に必要な「政務調査費用」を補填するようであれば「働く議員」と「そうでない議員」との区別が明確にされることによって市民には一層納得されやすいという特典がある。
 日当性にすると「生活に支障のない金持ちだけの名誉職」となってしまうという意見もあるようだ。が「名誉職」結構だと老生は考える。昔の政治家は名誉職が多かった。与えられた名誉を汚すまいとして正論を吐いたケースが多かった。

 実存する議員の多くは「名誉」を希薄に解釈し「議員職の報酬・経済性・利便性」に重点をおいているのではあるまいか。そこには「格差社会」もわれ関せず自己本位の議員たち闘争が繰り広げられているだけだと伺えるがどうだろうか。
 こうしてくると矢祭町の議員日当性も真実をついているように考えられるものだ。現在の議員報酬に見合うような働きをしている議員はどれだけの数であろうか。

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kage


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